ゲーム内知識クイズ
作品内で手に入る知識を用いたクイズ。
ステージ1ボスの足の本数は?のようなものから、ステージ1の隠し財宝は何ゴールド手に入る?のような、クイズ自体が隠し要素の存在をばらす遊びになっているものもあったりする。
がんばれゴエモン 〜ゆき姫救出絵巻〜のからくり遊園地にはクイズ小屋というアトラクションがあってまさにそのようなクイズが出題されていたが、隠しアイテムで何両手に入る?の答えが現物と違っていたような気がする。バランス調整や仕様変更で変わってしまったとき、連動して修正しわすれやすいタイプのものであるかもしれない。
出題されて初めてその答えを仕入れに行かないといけないような内容(あのダンジョン内の柱は全部で何本?とか本編の謎解きには絡まなさげだったものなど)が過ぎるとインターネット検索で済まされてしまいそうでもある。
版権キャラゲーで、ゲーム内で特に言及されない原作知識によるクイズもゲームから入ると大変。ラサール石井のチャイルズクエストでもチャイルズそのものに関する出題があったりしてキャラゲーとしては正しいがそれちょっとお前…という絶妙に微妙な気持ちが生じた。聖闘士星矢 黄金伝説完結編では攻略に原作知識を要する場面もあった。氷の棺にとらわれたキグナス氷河を助けるために使うべき武器は?
ゲームが完成品としてフィックスされることにより、時事などと違い正解もまた固定されるので、その意味では強い。太陽系の惑星の数だって2006年に変わってしまったし、鎌倉幕府もいい国作ろうではない説が出てきてるし、時事でなくとも歴史も科学もいつそれまでの定説がくつがえるか分からず面白くも恐ろしいものである。
このカテゴリかつプレイごとに正解が変わる問いの中で知識のスコープが最も小さい典型的な問題は「いま、何問目?」だと思う。