お、お前、女だったのかーッ!?
筆者は好きなシチュエーションなのだが、ダイバーシティのしみこんだ昨今においては使いようのない設定という感じがする。当時(20世紀末)の流れでいうと、逆にお前男だったのかーッ!?はギャグ的なオチに使われがちだったのだが、購読していたコロコロコミックの『バーコードファイター』でそれをギャグで切り捨てず「ワイは男の桜ちゃんが好きなんやー!」にまで持っていったのは三重くらいに思春期の筆者に衝撃を与えた。ファーストは有栖川桜の男バレに、サードはカケスの魂の告白に、とばしたセカンドは、やたらエッチな衣装に身を包んで囚われのお姫様をやりまくる桜のありよう。
FF5のファリスが古典的かつ有名なこのカテゴリのキャラかも。性別が判明する船の墓場より前に手に入る風のクリスタルのジョブはフツーだが、以降のジョブは肌の露出の多い姿も多かったりしてけっこう面白い。低頭身デフォルメキャラだからなんとなく受け入れていたが、海賊の親分までこなしていた彼女はどんな風体なのだろう。
対義語に「こんなに可愛い子が女なわけないだろう」があり、ボンクラが膏肓に巣食っている。