ug::クレヤボヤンス
千里眼。アップグレードとしては現在過去未来森羅万象が把握できるようになる、というわけではなく、「発動中、通常時には見えなかった存在を認識・具現化する」能力で登場する。自分の知る世界の薄皮一枚隣には、思いもよらぬ何かが存在していたのだと世界設定に神秘を添える。
実態としては
足場が発生する
塞がっていた壁が消える
特定の敵・モブが出現する、あるいは干渉可能になる
といった即物的なギミックで、能力のオンオフをパチパチ切り替えて進むパズル的なアスレチックまで出てくる。
この能力を入手した瞬間、それまで通過してきたエリア全てに何かが隠されているかもしれなくなるという分かりやすいパラダイムシフトが起こる。
Guacamelee!の生死世界切り替え
序盤に入手。ルチャドール仕込みの格闘アクションとこの能力がウリの作品である。
プリンス オブ ペルシャ 失われた王冠の千里眼
中盤に入手。
LOST EPICのアイ・オブ・プロビデンス
終盤に入手。この能力を携えて今までのエリアを総ざらいし、ラストダンジョン突入に必要なアイテムを集める必要がある。
ややこしいが、これとは別に『クレヤボヤンス』という名前の能力もある。マップ上の未入手の宝箱の位置が分かる終盤の探索のお供。
ワンボタンでパチパチ切り替えができ、特にMPなども消費しないので発動しっぱなしでもよいのだが、発動中はBGMやSEにリバーブをかける、背景の色調を変える(視認性が落ちるわけではない)など、デザイン的になんとなく「強く制限はしないけど、できるだけ発動していない状態をホームポジションにしてほしい」という気持ちを感じる。特別なものを認識するための超能力を発動しており、通常の五感がその影響を受けているのだという演出でもあるのだろうけど。