のっぺらぼう
なのだが、キャラ頭身の高いドット絵ゲーの本作では登場人物の顔描写はおよそ省略されており(眼鏡のオペレーター・サトミも眼鏡の有無すら微妙)、言ってみれば皆のっぺらぼうである。なのだが、主人公のシンも開口一番見た目から妖魔として扱って、プレイヤーはチュートリアルとして倒すことになる。えっ?えっ?と思っていると果たしてそのうち自称・病気で顔の崩れた人間が妖魔として処理されそうになるイベントがやってきて、妖魔とは?人間とは?みたいな揺さぶりをかけてくる。 冒頭の違和感の浴びせ方がこの画風ならではの怖いテクニック。ガキとか手の目とか、序盤にほかにも分かりやすい異形の怪物いるのにチョイスがこれだったので、おそらくわざとだと思う。
それなりの役割のあるキャラは会話でマグショットがつくことで、人間を保証している?のだろうか?でかい魚のボスを倒したくらいの進行度時点での筆者の印象である。