FragileとFragment
Fragileは、もろい・壊れやすいという意味を持つ。
いささか否定的な言葉でもある。
Fragileは、Fragmentと「Frag」という共通部分を持つ
そこで、断片化の視点から、Fragileを捉え直すと、"断片化しやすい"という意味が浮かんでくる。
断片化がアイデア化の原動力となりうるならば、Fragileなものは、変化多様性を有していると言える。
積極的・肯定的な意味だ。
Fragileでないものは、固さを有しているが、それは変化を拒絶しているとも言え、アイデアの芽を摘んでしまっている。
Fragmentを肯定的に捉えるということは、Fragileを肯定的に捉えるということであり、それは人や物に潜む、弱さや脆さに新しい光を当てることにつながる。
そうした新しい哲学が、断片からの創造である。