スピーカーを大きくしたらテレビが大きくなった - KEF R7とBRAVIA X95L
スピーカーをKEFのR7に買い換えた
そんな思いもあり、なんとなくスピーカーを物色していたところ、KEFのR7(Metaではなく)が在庫処分価格(40% OFFくらい)で出ているのを見つけた。積極的に買う必要はなかったけど、思いの外安くなっていたので手が滑ってしまった。 手が滑った結果30kg/1本もあるトールボーイ型のR7が届いたのが2週間くらい前の話。佐川の配達員さんが階段を登って運んできてくれたんだけど、正直申し訳なかった…。というか、私もひとりで抱えてくるなんて予期してなかったので、息を切らして運んでくれた配達員さんに感謝しつつ平謝りした。 開梱してスパイク取り付けたりして設置した姿がこちら。30kg超のスピーカーは実際かなり重いので、ひとりで作業するのがとても大変だった。
https://gyazo.com/64e182d91618b9fe906bc2e0224f2b7f
Q150からR7へのアップグレードは端的に言えばかなり満足している。音の迫力や低音に関して、以前に比べると格段によくなった。QシリーズからRシリーズ、そしてブックシェルフがトールボーイになったので、ある意味当然と言えば当然だと思う。 余談にはなるけど、以前同僚にB&Wのスピーカーを勧められたので、今回地味に悩んでいた。特に700 S2シリーズが微妙に在庫がちらほらあるようで、S3シリーズになって跳ね上がった値段を見ると「買い」なのでは、という気持ちもあった。ただ、今回どちらにしてもまともに聴き比べて買うということができない(同一店舗に存在しているという状態ではなかった)ため、音としてだいたい好みなのが分かっているKEFのアップグレードを採用した。正直、どちらに転んでも私は満足していたようには思う。 購入に際していくらか調べたときに読んだリンクは置いておく。
テレビが小さく感じるようになった…ので買い換えた
テレビ自体は43インチなので特別小さいわけではないけど、流石に高さが100cmもあるスピーカーが横に並ぶと小さく感じてしまう。リビングでの視聴距離が2m程度あるのも相まって、どうしても小さく感じるようになってしまった。そして、せっかく大きなスピーカーに変えたんだから大きなテレビに変えても良いのでは、という気持ちがこみ上げてきた。
そんなわけで、テレビを物色しはじめた。テレビなんてそうそう買い換える機会もないので、何が良いなんて情報も持っておらず、とりあえず有機ELとmini LEDの違いから調べることにした。有機ELは焼け付く、という印象があったけど、昨今はそういうことはないように作られているらしい。結局は画作りの好みと利用方法とかで決めることになる、というのが個人的な雑理解。 いろいろ調べてみてはみたもののスマホがXperiaなので、BRAVIAにしようかなとだいたい心に決めた。例によってヨドバシカメラへと訪問して、店員さんと会話することに。たまたま捕まえた店員さんが「4Kテレビの達人」という面白いタスキをかけていたけど、実際達人でいろいろと詳しく教えてくれたので助かった。今年はわりとRegzaかBRAVIAかみたいな選択が多いようで、実際横に並べて置いてあったのもそのふたつだったりした。 個人的にRegzaの暗い感じの表現や炎のリアルさは好みだったけど、BRAVIAの明るさやRegzaとは違った画作りも嫌いじゃないなと感じた。結構迷ったけど、もともとBRAVIAのほうが候補として強かったのと、SONY製品をわりと持っているのも手伝ってBRAVIAの65インチを購入することにした。
これは個人的な備忘だけど、やはり家電を買うならヨドバシで買うのが最良だと感じる。ネットの最安値とかと比較しても見劣りしない上に長期保証もつけることができる。よく分からないところで買って壊れてメーカーと直接やり取りしなくても、もしものときはヨドバシのような大きな家電量販店に相談できる、という安心感がある。あと買う段階での相談もしっかりできることが多い。
購入したものは発送してもらって、後日家に届いたので開梱して設置した。正直、設置サービス利用すればよかったと後悔した。もし10年後あたりにテレビを買うことがあれば、次は設置してもらおうと思った。
https://gyazo.com/3f137cc3d8cff44b7f683d1564292324
というわけで、スピーカーに見劣りしなくなったのはいいけど、リビングの片隅が少しばかり窮屈になった。次は家を買うしかないのか…?
買って分かったBRAVIAの凄いところ
購入前に知っていたら迷わずに買ったなと思ったことがいくつかあった。
まず入力切替機能。以下の動画に詳しいし、動画で見るほうが伝わるけど、この体験は本当によかった。
https://www.youtube.com/watch?v=BZCSDimCC74
そして、この入力切替機能は私のようにいくつかの機材を利用しているときに真価を発揮するようになっていた。以下の図のようなシステムが私の家では構築されている。今まで使っていたテレビでは、まず入力切替でテレビとAVアンプをつなげている端子を選択し、その上でAVアンプのリモコンを操作して入力を選択する必要があった。もしくはPS5やFire TV Stickを起動すればそちらからの信号でうまくテレビが切り替わるようにはなっていたので、そちらを利用することもできた。
code:mermaid
flowchart TD
tv --> amp
amp --> sp
amp --> tv
ps5 --> amp
firestick --> amp
これがBRAVIAの場合は「HDMI3 PS5」「HDMI3 Amazon Fire TV Stick」などという具合に、入力切替の選択肢として表示される。そのためBRAVIAのリモコンさえあれば直感的に利用したい入力を利用することができる(つまり、テレビと各種入力の間にあるAVアンプが透過的になる)。これはAVアンプのような機材を組み込んで利用している人にしか分からないことではあると思うけど、レビューサイトなどでは純粋なテレビの性能ばかりにフォーカスしてしまうので知ることができなかった(SONYももっと押し出したほうがいいと思う)。
そして入力切替機能と関連するけど、Fire TV Stickのリモコンが不要になった。今のところ、BRAVIAのリモコンだけでFire TV Stickを完全に操作することができている。PS5やブルーレイレコーダーなどもBRAVIAのリモコンで操作できてしまうのはとても便利でリモコンがひとつに集約されたのはよかった。
ユーザーインターフェイスも比較的モダンで、画質モードやオーディオ設定なども簡単に切り替えられるように設計されているので、ちょっと変えたいなと思ったときにすぐ切り替えられるのは本当に便利。
まとめ
去年の末に買ったAVアンプとスピーカーのおかげで非常に満足行く環境が整った。スピーカーのアップグレードに伴って、テレビを買い換えたのも結果的に大満足の結果となった。あと、流石に75インチにしなくて良かったとも。