評価レスを2分類する
評価レスは次の2つに分類される
組み込まれたメタ情報としての分析的外的評価
個人としての肯定・否定を表明する総合的外的評価
/icons/hr.icon
今から提起したい問題は、あるインデント方法へのコミットメントを前提としている。
このインデント方針を共有していない人にとっては、今から提起する問題は問題ではない。
分析的センテンスは、元々の行に対して内的な関係にあるものである。
繰り返すが、上のようなインデント方針にコミットした場合に限られた話だ
元々の行に対して内的な評価は、「内的評価」がそれに当たると思われる。
この内的評価を表明する文をインデントして、元々の行にぶら下がるべきであるということになる。
したがって、ある行に対して賛成か反対を示すときには、インデントしないべきである。
評価レスに関しては、内的なものはありえず、外的なものしかないと思われるからだ
もしそうなら、評価レスは常にインデントせずに書くべきだということになる
しかし、そうはならないという話を以下に書く
この編集規範は、一般的なインデントによるレスの慣行とは合わないものだ。
一般的には次のようなやり取りがなされる
2月は文学に力を入れるカント.icon
いいねカール・マルクス.icon久住哲.icon
賛成・反対を示すときはインデントしないべきだという意見、
これに対しては、次のように反論できる……
分析的センテンスとしての外的評価がありえる
と。
「いいねカール・マルクス.icon久住哲.icon」という外的評価は、外的ではあるけれど、分析的でもありうるということだ。
評価の外在性と、センテンスの分析性とが両立するということだ。
この場合、分析すると次のようになる
2月は文学に力を入れる(とカント.iconは思い、カール・マルクス.icon久住哲.iconは賛成)
このとき、アイコンを添えて表現されていることは、「2月は文学に力を入れる」という文章のメタ情報だ。
例えば、この文章を書いたのは誰かというメタ情報を表すのはカント.iconという記号である
そして、この行にふたりが賛成を示しているということもメタ情報である
いわば、ツイートに付された「いいね数」のようなものとしてアイコンを捉えることができる。
なので、評価レスは次の2つに分類される
組み込まれたメタ情報としての分析的外的評価と、
個人としての肯定・否定を表明する総合的外的評価