西欧マルクス主義
「経済の仕組み」よりも「文化・意識・哲学」を重視して資本主義を批判した、20世紀西・中欧生まれのマルクス主義の流れ
1917年以後の欧州革命の挫折とソ連の正統派(マルクス=レーニン主義)に距離を置き、大学や知識人の場で発展した
主な論者
ルカーチ:『歴史と階級意識』、物象化
コールシュ:『マルクス主義と哲学』
グラムシ:ヘゲモニー、知識人論、市民社会
フランクフルト学派(ホルクハイマー/アドルノ/マルクーゼ/ベンヤミン等)