脳内素振り
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瞑想補助法の一種であり、頭の中で浮かんだ無駄な思考を殴り壊す、切り落とすなどすること。
通常、思考というものはある意味脳内のスクリーンに何かが浮かぶ形で行われていると思う。そうである前提の技術。
まずは思考のスクリーンに対し「見ている自分」を観想する。これは曖昧で構わない。
次にその手でパンチやチョップを繰り出す練習をする。
その攻撃を今見えているスクリーンに打ち込み思考を中断させる。
おすすめは右上からチョップをかけて金太郎飴のように思考のスクリーンを切り剥がすことである。
上述のように思考を攻撃するとその時点での思考が薄れるはずなので満足いくまで繰り返す。
瞑想中なら雑念を祓えるし、ネガティブな思考や悪い思い出のフラッシュバックに苛まれた場合もそれを消すことができる。
訓練法としてはいやな記憶をわざと思い出して実行を繰り返すこと。この時紙などにキーワードなどを書いて何度も思い出せるようにすると良い。
しまいには繰り返すことで条件づけられ、考えなくてもいいことが浮かんだ時反射的に破壊するという選択肢が浮かぶようになる。そうなればしめたものである。
また、これを繰り返すことによってその記憶が思考に浮かびづらくなっていく、場面に付与された感情が薄れていくという長期的効果も期待できる。
ついでだが破壊した思考の残骸は気がつけば消えているので気にしないでいい。