第8回歌人・短歌紹介レジュメ
日程:11月13日(金)21:00~ 予定
感受性のひとつの極地
抜粋
「焼き鮭の皮を食べる派だったのかパリパリパリパリきみはパリパリ」
コメント
すき
好きですねえ!ネーミングセンスから合う波長を感じていたけど、よい!
付き合いの長い人同士なのかな?と思った
カルチャーショックに驚きながら、相手の様子を眺めるうち、「きみ」と「鮭」の境界がバニッシュしてしまったのかな。
からあげにレモンをかけるかどうかみたいな。
パリパリに目がずっといってるんだなって感じする
よろこび!なるほど(わかる)
微笑を感じる
最初音が面白いと思うけど、その生活の中の気づきって知ると、とてもグッときます。
「恋人は不死身だろうな目覚めたら必ず先に目覚めてるし」
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いつ見ても起きてるので、もしかしたら寝る事が絶対にない(永眠しない)という錯覚。
直感的に思ったことと願望が混ざってる感じがしてせつなくなっちゃった
甘すぎない、でもふわふわとした生活が浮かびます。なんだか身近さを感じますね。
「なんとなくきみの抜け毛を保存するなんとなくただなんとなくだけど」
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ほんとになんとなくかぁ~?
なんとなくって言いたいだけなのでは……!(暴論)
「髪の毛が遺伝子情報載せたまま湯船の穴に吸われて消える」
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「二種類の唾液が溶けたエビアンのペットボトルが朝日を通す」
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「炭酸がほとんど抜けたサイダーを押しつけあってたどりつく部屋」
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すき!!!!!!
青春だねぇ~
これも回し飲みしてたのか……
いや〜この喧嘩してる訳じゃない距離感よい!
前後が想像できすぎてよい
押し付けあってたどり着くさきは?・・・ちょっとエロスを感じる
ベタベタじゃない愛でよい
まずいからね。遠慮しない関係なんだね
炭酸が抜けちゃったから、どっちも飲みたくなくて押し付けあってるのかと思った……
「鉄板にソースのはねるひとときに「にくのかたまり」「ぼくも」「わたしも」」
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遠慮の無い同士
家呑みでお好み焼き焼いてるのが浮かんだ
ソースだから、2人で焼きそば作ってるのかと思った
「ぼくも」「わたしも」は、二人とも「にくのかたまり同士だね」って確認している……?
いや、なんか生活してるなって!ときめきっていうより、そばにいるな〜みたいな良い生活感が出ている……
にくのかたまり遠慮なしで目指せるの家族感あって好き
ハンバーグが喋ったのかと思った
麺より肉って言ってるのかと思った。
「ぼくたちは巨大広告看板の巨大家族の顔面の下」
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見たまんまを描写してるのに、「巨大家族」って表現するからシュールな印象受けますね。
語感が全部つよい
今の所ずっと画を思い浮かべやすいなぁ
「放置したカレーを覆うまっしろなカビがきれいだひとりだだめだ」
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カレーって食べきれないもんね・・・
もうこうなったら早く寝るに限る
彼女が来なかったから食べ切れ無かった
外食行こう
食べる行為への気力がなくなっちゃって放置してたのかと思った
一人きりの生活に慣れきっちゃってる。カビを「きれい」と感じる感性を持ってしまっている現状に絶望している。
きれいだけどね かび
「干したての布団のにおいをかぎながらパチンコみたいに涙がでちゃう」
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当たってる時のあのだらだらってでるやつかな?
これ笑ってしまいました。悲しい歌だけど。
パチンコって一人で行ってる感ある。
真珠とは言わないところが本当に身近さ出る
相手の布団干したのかな。しまう前に
パチンコっていう言い方も、出ちゃうっていう言い方も、お茶目で可愛さを感じる
「「お客様おひとりですか?」「ひとりですこの先ずっとそうかもしれない」」
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店員(そんなこと言われても……)
わかんないじゃん1!!!!!
「おひとりですか?」までは現実だけど、それ以降は作中主体の妄想になっていますね。
この先ずっと ってところに絶望感
短期的に精神が急降下した時のこの感じわかる気がする
店員さんに、何か救いを求めようとしている……?
本人に没入していると、すごい辛いんだけど、第三者からすると少し面白さを感じてしまう
早めに寝るしかない(二回目)
「洗濯機に暴れる硬貨ゆめでしか会えないなんて地球のばか」
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地球のせい?
ゲーセンの筐体に推しがいるのかな……(きっと違う)
回転する洗濯機と自転する地球
これは、たぶんポケットに硬貨を入れっぱなしだったのが、洗濯機の中で暴れているんですね。この光景は、彼女とセットで思い出されるのかな。
地球(そんなこと言われても……)
すごい現実的で想像しやすい。なんというか没入感がすごい。
しかし、ふと離れて見ると、やはり可愛かったりお茶目であったりする
入れっぱなしの思い出が夢に出てきちゃうのか
「朝おきていきなり夜でさみしくておなかがすくのすごい 笑える(笑)」
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わかる(わかってしまう)
退廃的な生活送ってるな……
わかる(笑)
醒めた目で自分を見てますね。
笑える(笑)
スペースも使えるのか
主人公の根っこの性格がお茶目なのかと捉えられるし、ピエロのようになっているとも捉えられる
「笑うたびゆれる名札のむこうにはブラジャーさらにむこうに心臓」
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パッと見コミカルに見えるけど、これこのままいくとヤバそう
名札で一瞬年齢差あるのかと思ってしまった(ごめん)
透視してる。
名札付けるような職業なのかな。受付、接客、医療とか?
恋と愛どっちも含まれてる感じがする
透視してしまってる心境、ヤバい?
一段回目の透視には卑猥なものを感じるけれど、二段階目の透視はどんな気持ちでやっているのか分からない……
性から生へ
生きてるんだなぁこの人……みたいな……
想像の余地
いのちなんだ……
さっきの不死身と同じ心境っぽい
骨は見えないらしい
「眼球に雨粒は散るかわいいと言ってもらえたこの眼球に」
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これはちょっと分かる。
ごめん、目薬かな。わからん
よかったね……よかった……
かわいいって言ってもらえたの嬉しくて泣いちゃったのかと思った
かわいいと誰に言って貰ったの?彼女?
自分の一部が褒められる事で、存在そのものの価値が少しだけ底上げされる感覚。
涙?相手の涙が自分の目に入ったのかと思った。
出るわけじゃなくて、〜に散ると言っているから
お尻よりかわいい。
なるほど〜自分の涙が睫毛に当たったイメージだった(散る)
「音符かなしゃぼん玉かなつぎつぎと視界を通り過ぎていくのは」
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