短歌って音ゲー?
昨日(2022/07/27)の夜中初めて短歌なのかわからないものを書いてみたのでノリで書いていこうと思う。
最初の300首は定形にしろって偉い人が言ってた。がんばろ。
1 ミルクティー夕暮れ空が溶け合ってのまれる前に今日はさよなら
2 チャーミングてんとう虫が咲き誇るすみれの花の恋のはじまり
3 紫陽花の先細りゆく花びらに紡ぐ雨音虹がかかるよ
4 白髪の君の指先戰場の音もなく散る白い花びら
5 幸せよ君を何処かへ連れて行け水平線に落ちる夕暮れ
6 蝉しぐれ極彩色の夏の色花咲く空よ遠い祈りよ
7 毎朝の弁当箱の中身には懐かしい味エビのグラタン
8 好きですか?嫌いじゃないし好きじゃない、それでもいいよ明日の暮らしは?
9 陽だまりであなたが笑う幻を眺めていたよ風にさよなら
10 緑差す放課後の君僕に言う心配ないよ時を忘れる
11 他人事の悲しみだけが流れてるテレビのニュース耳をふさいだ
12 オルゴールあなたがくれたもう二度と出会うことない、、、。
13 触れてみる心の肌はざらついて傷つくことに慣れていたのね
14 君が居たあの頃の世は今はもう悲しみだけが降る雨となり
15 どこにでもどこへ逃げても変わらないいつも誰かが誰かに傷つく
16 鼻歌やああ鼻歌や鼻歌やそよ風のよう君の調べよ
17 溶け合った36℃僕の肌夏の体温まどろみの中
18 肉体はあなたを縛る器じゃないどこか遠くへおいきなさいな
19 時さらし花もゆる空幻影の後を追う君咲いた白菊
20 下膨れエラが気になるお年頃効果あるかなフェイスローラー
21 ひとりごとなんでもないよ遠回りあなたの隣ずっとこのまま
22 電子音君の心臓貫いた機械仕掛けの乱れた鼓動
23 我々は地球にすらも見放されひっくりかえるあの世の夜に
24 泡立ったメロンソーダと一目惚れ赤いストロー君だったから
25 気まぐれに送られてくるメッセージ悔しいけれど喜ぶ私
26 夏の風近くにいたの昨日までわたしもいつか変わらなければ
27 扇風機あなたはいつも変わらずに髪をなびかす生ぬるい風
28 朧月海の向こうに浮かぶ船水面に映る星々の夢
29 チョコミント歯磨き粉ではないのになあなたのすきとわたしのすきね
30 月あかり眺めていたら通知音下手な写真は線香花火
31 カメラはさ世界が素敵に見えるよねファインダー越し君が笑った
32 夜の空線香花火が灯りだすあなたもみてる?今日もきれいだ。
33 もう二度と傷つきたくはないくせに繋いじゃったの君ならきっと
34 大嫌い愛想笑いヘラヘラと抱えきれない矛盾の私
35 汗をかくアイスコーヒーカラカラと頬杖ついて眺める青し
36 もう少し遠回りする帰り道隣を歩くちがう歩幅で
37 ささやかなランチセットのデザートが私の今の幸せなのよ
38 「死にたい」と君が言うから「生きてくれ」僕は殺した生きてた君を
39 会いたいよ灯籠流し叫ぶ声儚く散った打ち上げ花火
40 懐かしい届きはしない夏の空ビー玉越しに眺めた世界
41 天井の模様を眺め十五分思い浮かべることもないけど
42 青いまま二人は落ちた熟れぬまま摘み取られてく時はいずこへ
43 くだらない君が笑えばまぁいいか夕暮れ眺め胸を満たした
44 さようなら。しらなかったよ不思議だなあの街並みが好きだったんだ
45 曇り空10tの水のしかかる覗いた青はラムネの世界
46 蜃気楼蝉の鳴き声ジリジリと油絵は今ひびわれていく
47 そばにいて人工衛星宙を舞う遠い光をいつか見つけて
48 白月に惑う虫たち行き場ない寂しさ抱いた夜の向日葵
49 網戸越しツリリと鳴いた鈴虫に寂然とした夏の終わりに
50 色褪せぬ思い出のままさようならあなたをずっと好きでいさせて