眠さを捉える
私の入眠法(サンプル1)
の続きもの
まずは、想像する。どんなときでも、ごく僅かでも、自分のなかに「眠い」という感覚があるはずだと、想像する。「眠い」という言葉ではなくて、眠さの感覚。それに意識を
集中
させる。周囲の雑音に耳を澄ませるときと同じように、目を瞑って、自分の内側の
眠気
に注意を向ける。もしも、あなたがそんなに眠くないのだとしたら、その弱い眠気の、その弱さへと、
注意を向ける
。眠ろうとするのではなく、眠さを心中で捕らえることを目指す。遠くにいる人の微かな呟きを、聴きとろうとするときのように。