滝本竜彦
滝本竜彦(1978年9月20日 - )は、北海道檜山郡上ノ国町出身の小説家。自称「ひきこもり世代のトップランナー」。『ひきこもりが高じて大学を中退し、輝かしい青春のひとときをフルスイングでドブに投げ捨てる』と作者プロフィールに書かれているらしい。 2001年、『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』で第5回角川学園小説大賞特別賞を受賞。本作がデビュー作となる。その後、2作目となる長編小説『NHKにようこそ!』や、エッセイ『超人計画』を発表。この辺りから小説の発表速度が遅くなっていく。そのためか、作品の絶対数は少ない。 90年代後半のweb日記ブームに啓発され、本格的に文章を書き始める。活動初期はボイルドエッグズとエージェント契約を結んでいた。 角川書店でデビューしたが、『ファウスト』(講談社)の常連執筆者だったことから、一時期、西尾維新、乙一、佐藤友哉らと親交があった。西尾維新とはデビューが同時期。米澤穂信とは第5回角川学園小説大賞での同期である。