歌会始
人々が集まって共通の題で歌を詠み、その歌を披講する会を「歌会」といいます。既に奈良時代に行われていたことは、「万葉集」によって知ることができます。 天皇がお催しになる歌会を「歌御会」といいます。宮中では年中行事としての歌会などのほかに、毎月の月次歌会(つきなみのうたかい)が催されるようにもなりました。これらの中で天皇が年の始めの歌会としてお催しになる歌御会を「歌御会始」といいました。 大正15年(1926年)には、皇室儀制令が制定され、その附式に歌会始の式次第が定められました。これにより、古くから歌御会始といわれていたものが、以後は「歌会始」といわれることになりました。しかし、大正15年12月、大正天皇崩御のため昭和2年には歌会始は行われなかったので、実際に歌会始と呼ばれたのは昭和3年(1928年)の歌会始からです。
年の始めに、天皇が催す歌会
もしかして日常的に歌会をしてるひとたちが年のはじめにやるやつも歌会始っていったりする?cman.icon