形而上学的議論の不毛さの内実
主張:
形而上学的な議論
は
不毛
だ
しかし、この「不毛だ」という批判自体の内実は何だろうか?:
形而上学的命題は、検証不可能であるから、不毛である
経験によって検証可能である(すなわち実証的である)科学的な命題には意味がある。
検証不可能な形而上学的命題には意味がない。
ただし、
カルナップ
は存在論について、それは便利な概念図式とはなるといったことを言ったようであり、どういった概念図式を選ぶかはプラグマティックに決められるとしたようである。(
『プラグマティズムを学ぶ人のために』
p. 83)
検証主義
的な意味論(
意味の検証理論
)が、最初の主張の根底にはある。
関連:
実証性
不毛であるとは、検証不可能=実証性がない=無意味、ということだ。
関連
論理実証主義