作り物語
「
作り物語
」とは、架空の人物などを題材とした物語を指す。このうち
『竹取物語』
は『
源氏物語
』の
絵合
の巻で「物語の出来始めの祖」と評されているように、
現存する最古の物語
である。当時の物語は
伝奇
的な性格が強かったが、次第に写実性を強め、『
宇津保物語
』、『
落窪物語
』などが生まれた。『宇津保物語』は、現存する最古の長編物語である。
日本文学史概観(近世以前)
から引用(ちょっと記法を改変)
源氏物語の中に物語評論が含まれている、ということが気になる