人のあーぷらノートを見て短歌のことを書きたくなった宇宙人のメモ
てじさんのぺーじを見て「めっちゃ短歌語ってる!!?」ってなったから書き始めようと思いました。
負けず嫌いなので、わたしも短歌好きだもん!!!って気持ちを書きます。
あーぷら短歌研究会発足されればいいのに。
日本人全員短歌とりあえずよめる説
短歌も俳句も川柳もとりあえず、5と7のリズムを聞いたことない日本人はなかなかいないと思う。
国語の授業とかで古典をやるし、なんというかそれの流れで音楽にも含まれてる気がするし。
順番は前後するかもしれないけど、短歌四拍子説ってのがあるらしいし。
歌なのだから、音楽と短歌はつながりがあると思う。
さて、日本人全員短歌よめる説とは、1000年以上前から続いたそのリズムが魂に刻まれているだろうっていう、神話的な説と、上記に挙げたような学生時代に必ず触れてきたことで身についているという説両方からなるものである。
って言ったらかっこいいかな。
とりあえず、5文字の単語と7文字の単語思い浮かべてご覧。それが関連づくような形にしてご覧。とか言わなくても、でもなんとなく5・7・5・7・7の文章なら書けると思う。
これは、短歌を勉強する前の私ができていたからそう思っているし、特にそのような趣味を持たない祖母がわたしの成人式の日に歌をくれたこともあって、たぶんみんな短歌をよむことはできるんだろうと思っている
上手い短歌ってなにか
じゃあ日本人全員短歌がよめるならみんな歌集を出せばいいじゃないか。けど、実際はそうはいかない。
上手い短歌ってのがある。もっというなら、31文字の文章から短歌へと変化させるためにしなきゃいけないこととかがあると思う。それが短歌のテクニックだと思う。
短歌のテクニックは色々とある。語彙だけではない。実は言葉が少なくとも、上手い短歌になる。
焼き鮭の皮を食べる派だったのかパリパリパリパリきみはパリパリ/谷川電話
これずるいよね。
鮭の皮を食べた彼女を見た、パリパリの音を表現した。ここに必要な学術的知識はそんなにないぞ。言ってしまえば小学生でも状況がわかる短歌。でも、耳に残る。キャッチ―さ。これはテクニックの1つであり現代短歌の面白さの1つだと思う。
エモさも現代短歌のよさのひとつで、それが表現できている短歌もよい短歌だと思う。
「目に見えないモノが一番大事です」あなたの姿がぼくには見えない/スズキ皐月
「たいせつなものは目に見えない」という星の王子さまのお馴染みのセリフを踏襲しながら、「ぼく」にとっていかに「あなた」が大事かを表している。一方で、どうして「あなた」は見えないのか、見えないのになお大事と言い続ける「ぼく」の心境とはと考えさせられる。
31文字の文章から短歌への変化は、足止めさせることにあると思う。
「これ、なんだろ」を思わせる。ただ納得させるだけではだめ。難解すぎても、「わからない」でスルーされるからダメ。必要なのは「心に引っかからせる」こと。31文字という短さだからこそできる一目見ただけで記憶に残ること、ここに短歌の上手さが表れるし深さや面白さが現れると思う。
なるせ.iconライティングマラソンしたみたいな文章だな