ライティングマラソンに参加してみた
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なるせは3クール目から参加しました。
感想
好きなこと好きなように書けたので楽しかった。
他の人のを聞くのがみんなの頭を覗いてるみたいでさらに楽しかった。
内容
【1回目(3クール目)】
ライティングマラソンがはじまった。
開始に送れたのは、参加に迷っていたから。
どうしようかな。走るの、苦手だしなって思ってた。
本当はベッドから降りるのが億劫だったからもある。
Twitterで代わりになにか創作すればライティングマラソンと同じくらいのなにかが得られるんじゃないかと思って、お題を探してなにか書こうとしてた。
いつだろう、小学校くらいの頃はやったものが見つかった。あぁそうだ、トレンドタグに魔法のiらんどってのが乗っててそれで見たんだ。懐かしいもの。それをテーマに短歌を何個か書いた。
短歌を書いても書いても尊敬するあの人になれない。当たり前だ。なれたら困るし、彼は「ぼくになんかならない方がいいですよ」っていう。そんなのわかってる。それでもなりたいんだ。彼みたいにキミみたいに。
さて、そろそろなにを書いたらいいのかわからなくなってきた。先ほどのお姉ちゃんや丁ちゃんの内容を見るにわりと砕けた文章でもいいんだな。薄氷さんはかっちり書いてたな。みんなの脳内を覗き見てるみたいで面白いなこれ。
つまり私も今私の脳みそをぱっかとしてるわけか。どうもこんにちはなるせです。実はフルネームがあります。鳴瀬有子。
有子がアリスって読めるからアイコンをアリスにしてます。さぁ指が止まった。昨日髪を赤く染めた。そのことを先ほど母親に「変な髪色」って言われた。あなたの旦那もよくそんな色にしてただろ。
ごはんはハンバーガーとポテトを食べました。スーパーで売ってた奴です。アメリカの国旗をデザインとして使ったポテトの包み紙だったのだけど、なんでこれだけでカロリー2倍になった感じするんだろ。しません?わおあめりかーん。
アメリカかぁ。んー、9.11の画像みたなってこと思い出した。同時多発テロ。ところで同時にどこで起こってたのかちゃんと把握してません。その頃小学生だったから。今は大人だからちゃんと調べないとね。
おはスタで山ちゃんがすごい神妙な顔をしてお悔やみ申し上げます。ってしてたのが印象的だった。なにかが起きたんだなって。
え、まだ時間あるんですか。これものすごく書けますね。
こないだ浅井ちゃんに「あんたタイピング早いわね」って言われました。どうでしょうか。
これ、たくさん斯くのいいけど、あとで読むんでしたっけ。まぁええか。しゃべるのは好きだし。
昨日服部平次来てましたね。ほかにもたくさんのアニメキャラが来てました。ドラえもんだけいまだに謎です。
あーぷらも安定して900人超えするようになったらしいです。てじさんが1000人の王になる日も近いでしょう。
VCにも人が来てほしい。というか、企画に人が来てほしいな。ご新規歓迎。
どんな企画のがうけるんだろう。模索模索。トーチカに企画力負けてるからなぁ。あ、またあいつの話しちゃった。
私はチカの企画をサポートするのが向いてるとおもいつつ、やっぱり企画の主催もやらないと。
あーぷらに貢献したい。もらうだけじゃなくて返したいからね。
まだ時間あるのか(2回目)なにかこうかな。自己紹介でもしとくか。
えっと、宇宙人です。ほうじ茶を血液とし、経口摂取します。ポテトが主食、ポップコーンすらついにつくらなくなりました。うちに2キロまだ種があるんですがあれどうしよう。
丁ちゃん、時間まだですか!??!?!
がりがりする音とか意外と聞いてるの楽しいですね。私は打鍵うるさすぎて手も取ミュートしてるけど
これって誤字も訂正できないんですか?とりあえず打ってます。
そうですね、これに疲れたら、義道読まないといけないです。今予測変換に義道読まないとって出ました。どんだけ義道読まないといけないんだよww
あと太宰を読まないといけません。安吾の読書会に備えてです。
これもトーチカ主催でした。
あぁ、わたしの文章チカだらけだな。
違う人のことも書きましょうか。しするんの病状が心配です。退院はやくできるといいな。
お姉ちゃんと地味に久しぶりに一緒のVCしてる気がします。
スミレちゃんは最近会うと笑ってる気がします。
丁ちゃんは企画お疲れ様です。いろいろ調整大変な中実施してくれてありがとう。
薄氷さんはさっきいろいろ教えてくれてありがとうね。助かりました。あと字がきれい
あと何分打鍵するんだろう。そろそろ歌とか歌い始めるよ。
次のクールではなにか創作をしようかとおもったりします。たぶんわかんない。みんなの読んだ奴で内容決めよ。
お茶のみたい。
【2回目(4クール目)】
4クール目。アニメでいえば1年やってるね。
スミレちゃんの話とても印象的だったな。赤は美術的にはダメなんだ。赤にもいろいろあると思うけど。私は赤好きだよ。髪だって赤にしかしないし。あ、アイコン的には金髪だけど。
お姉ちゃんの話は語り口調がお姉ちゃんって感じだった。やっぱりこれみんなの脳を覗いてる感じなのか。恥ずかしい気持ちもあるな。
1周目で本気で入力しすぎた。そして素直に書きすぎた。疲労がやばいw
んー。創作するっていったけどおもいつかなかったな。
Twitterに載せた短歌のうち、友人がいいねしたのが6個中2つとかで、たぶん意味がわかったからしたんだと思う。
一般の人にウケるものと、物を読んでる人にウケるもの違うよね。
大衆文学と純文学で分けられてるのかな。チカは…またほら、あいつの話。
彼はきっとそのどちらにもウケるものを書くのかなと思った。くそぉずるいぜ。だけど大好きなんだあいつの創作物。
あ褒め会が近いことを思い出して、短歌はすぐにアップロードするんじゃななくてあ褒め会ウィークに投稿しようと思う。
インプットが早いのは調子がいいときの証拠なのかな。一時全く書けなくなってたし。
なにか刺激をうければ全然なんでも書くのにな。なんでもはうそ。ちょっと盛った。
あー私の一文字にも値段がつけばいいのに。
でもわかんない金が絡んだら書けなくなるかもしれない。
書けなくなるのが今一番怖い。
感情のコントロールに創作を使ってた頃もあったし、今も理不尽に抵抗するために創作物が浮かぶことがある。
誰かに話してる会話をキャラクターにしゃべらせるみたいな。
あーすごい今無意識に手が動いてるな。緊張が解けてきた感じがする。
内容がとりとめもないことを覗けばいい状態なんじゃないかなって思う。
机の上にあるもの、薬、ビタミン剤、元推しのアクリルスタンド、片し忘れた食器。マイク、マウス、きーぼーど。
ほんとは今日模様替えしようと思ったんだけど体力がなかった。
あと、やっぱりライティングマラソン参加したかったんだと思う。
おー人がどんどん増える音がするー。
朝霞とかレムしゃとかさいほんさんとか。
コーヒー飲みたくなった。さいほんさん見たからだ。
ほうじ茶以外も一応飲むからね。
タピオカにはまっちょんのよねー今更。
はぁ、手が止まった。どうしよう創作したりもっと硬い文章書いたりテーマにそって書いたりした方がいいのかな。
昨日、連絡してから1ヶ月越しに大学の相棒から返事が来た。
うつ病で退職したってのは聞いてたから、連絡ないの見て正直この世じゃないところにいっちゃったかなって思ってた。
生きててよかった。本人は生きてたくないだろうけど。エゴエゴー。
他人はみんな生きててほしい。自分はたまにサルコに入りたい。
サルコって名前外国語だろうけど、ずるいよね。去る子にできるじゃん。
どこか別のHN使うことあったらサルコにするわ。そろそろなるせも飽きてきたし。次の名前決まったな。
安楽死に反対する理由は私の周りのみんなが使っちゃうから。
楽にさせてあげたい気持ちもあるけど、いなくならないでってわがまま。
死ぬのが痛そうだから、苦しそうだから、大変そうだからって踏みとどまってる人を何人も知ってるから。
楽にしちゃうとみんないなくなっちゃう気がする。
私はそうねぇ、大丈夫、死にかけたけど死んでないから。
なんだかんだ生きてるんじゃない?あーぷら楽しいし。
さてさて、今回も時間まだあるのタイム来ました。どうやって埋めようか。
マラソンっていうのに足止めちゃうな。あゆみが遅くなってるってことにしてもらえんだろうか。
この、書いた文章どうしようscrapboxに投稿しようかな。
あと30秒だって。なんかいきなり息が吸えた気がした。ふーーー。
【3回目(5クール目)】
5クール目お題に、創作についてとあるので、ちゃんと創作についてなにか述べる文章を書こうかな。
創作と言われると、自分の初めての創作はたぶん、4歳ごろアパートのベランダで物思いにふけってた時に考えてた空想だと思う。
当時私は17歳の女子高生という設定だった。
それだけ強烈に覚えてる。
さて、そのあと形に残したのは小学1年生の頃、ノートにひらがなばかりの物語を書いてた。絵が描ける人にいつから?と聞くと物心ついたころからと帰ってくるように、私はノートとペンを手に入れてたときからずっと創作をしている。
ただ、上達するための鍛錬はつんでこなかった。誰かに見せることもほとんどしなかった。
人が自分の文章に興味を示すと思わなかったし、自分は他人を惹きつけるような文章を書けると思っていなかったから。
ひたすら文章を書くのが好きで、誰にも見せない作品の山をGmailの下書きBOXに入れるだけだった。
創作の転機の1回目は大学4年の時仲良くなった後輩。あーぷらにも招待したその後輩との出会い。
彼の過去の創作物に私が二次創作をして、彼と共同制作をすることになったとき。
それまで、誰かと一緒に作品を作ったことがなかった自分だから交流もはじめてのものだった。
ここがいいって教えてくれたことが嬉しかった。
そこから卒業し、社会に出てない社会人になったあとは、あまり創作をすることは減ったけど第二の転機はごく最近で、あーぷらで文章を発表したこと。
浅井ちゃんに良さと直した方がいいところとを指摘してもらって、私は自分が「ちゃんと文章を書ける」ということにとても驚いた。
読書をほとんどしない身だから、表現技法も独学だし、言葉も知らない。
それでも、ちゃんと文章になったんだ。って嬉しかった。
エッセイを書いた、短編を書いた、詩を書いた。短歌は教えてもらう相手ができた。
創作好き?って聞かれたら、楽しいよって返せるようになった。
きーぼーどで文字を打つのが好き。
頭の中身を指先で放出するのが好き。
感想をもらったときの高揚感はまだ慣れないのもあって、格別な味がする。
小さい挫折もした。突然書けなくなった時もあった。
見せて、文章書けたんだね、で書ける時期は終わってしまった。
これからはちゃんと人に見せる文章じゃなくて人を魅せる文章を書けるようになりたい。
文章は三題噺と突発お題でどんどん磨いていきたい。
ライティングマラソンもとてもいい機会だと思う。
短歌も趣味にしたい。
文章にも詩にもないよさと世界の広さがある。
あと、世界一好きな歌人が教えてくれるという最高の環境を無駄にしたくない。
創作かはわからないけど、歌うのもずっと好きでいたい。生み出す方じゃないから創作ではないけど、すでに作られたものを私色にして出していくのはこれからもやっていきたい。
文章と歌。私はこれを大事にしていきたい。
【4回目(6クール目)】
6クール目だけど、みんなはなにを書いたのカナ?おじさんは、今昨日の話を書こうとしてるよ
みんなちゃんは昨日なにをしてたのカナ?みんなの書いた文章も気になっちゃうななんっちて
さて、昨日の話だけど、まぁめっちゃ言うてる通り、髪を染めました。
私の髪型は横紙が左右で長さが全く違う、左は鎖骨下まであって、右はあごのラインに合わせてっていうアシンメトリー
後ろ髪は完全に反り込みいれたほど短かった。今はちょっとのびた。
その、アシンメトリーの長い部分の下半分を真っ赤にしました。
さっき、スミレちゃんが美術のアカの話してたけど、私が絵画にされたらここの部分赤で描いてもらえないんだろうな…。
私が絵画にされるシチュエーションがわからんけど、ホラゲかよ。
さて、昨日はそのあとカラオケに行ったなぁ。カラオケでいろいろ歌うんだけど、東京事変の先日あったライブのセトリをざっくり真似してた時はめちゃめちゃ楽しかった。
事変いいぞ。再起うれしい。でも、このままずっと続いてほしい。また解散するところを見たくない。
あと、ヨルシカを歌いましたね。
ヨルシカってバンドの1,2枚目のアルバムは対になってるのとストーリーがあって、エルマっていう女の子とエイミーっていう男の子が出てきます。エイミーは音楽家で、曲を書くんだけど、それがずっとエルマのことばかり書くから売れなくて、でも書きたいのはエルマのことばかりでっていう葛藤が何曲かに表れます。エイミーはたぶん自殺するんだけど、そのあとエルマがエイミーの残したものや行った場所をたどっていくっていうのが2枚目のアルバムになってます。
なんで、ヨルシカの初期の頃の曲は2人のお互い好き、世間に認められない、2人だけの世界、好き、でも売れなきゃ食ってけない、でも君が書きたい、っていうラブラブ物語です。
さて、あとはご飯は食べる気力がなくて、豆餅っていうお菓子をずっと食べました。
このくらいかな。掃除しようと思って布団の圧縮袋を買ったのも昨日だったな。
タピオカの見てぇな。
あとなんか書くこと…。んー。次の三題噺いつやろうかな。あ褒め会との兼ね合い考えないとな。
義道読まないとな。太宰も、安吾も、掃除もしなきゃな。これだな。ずっとこれ。
さっき、友達がTwitterで短歌にいいねくれました。
懐かしいもので短歌を詠むシリーズのプリクラについてです。今度あーぷらにも出します。
あとはなんだろうな。義道が意外とぶっとんでた人、想定よりやべー奴だってのが昨日わかったかな。
昼間に電灯がついてるのが気に食わなくて店主に文句言ったとか「頼むにしても言い方ってもんがあるでしょ」って言われたとか
やべぇな義道…ロックすぎだろ…。
安吾もロックだけどなんか最近の周りの(読んでるものの人)みんなロックすぎひん
あと、ふと思ったけど、企画でチャットの部屋の名前変えてもらうときVCの方も変えた方が初見さんにはわかりやすいよね。っていう。
まぁてじさんの手間が増えちゃうからあれだけど。
昨日のドラえもんなんだったんだろ…平次はわかったけど。
昨日、そうだね、キャラクターいっぱい来てたね。
あーぷらも豊かなキャラクターで埋まる日が来るかもね。ほんとか?
さて、時間あとどれくらいなんだろう。わかんない。そろそろ昨日のことで書くことなくなってきたぞ。
ピクトセンスっていうお絵描きゲーム時々VCでやってるから興味ある人声かけけてねー
あーぷら専用お題にしてあるから楽しいよー・・ほんとか?
じゃああーぷらのこれからの発展を願ってかんぱーい。腕がそろそろやばーい!
【5回目(8クール目)】
8クール目。
さっきのまさよしが頭に残ってしまってるな。
とろろ昆布の布団で寝るまさよし。
誰だよまさよしって。オーイシか?山崎か?それとも私の中学の同級生か?
さいほんさんのみんなの文章がちゃんと組み立てられてる様を家に例えるのすごいいいな。
私の文章なんかあれだよね。風通し絶対いよね。スカスカってこと。
海の家みたいなものを想像したな。あーでも、設定的にはワンダーランドか。それとも地球外か。
なるせ海好きだし、海の家説押していこう。形だけね。実際は海ないところに住んでるから、海じゃない海の家。
なんだろう街の家?それってただの言えじゃんw
いえーい。ってやかましいわ。
さて、相変わらずの風通しのよさと立ち寄りやすい/がたいの二律背反な文章タッチですが、そろそろ話すことがなくなりました。
いい加減創作でもしようか。みんななんか書いてるし。頭にあるプロットを書き出すって感じかな。
じゃあやろうか。ずっと書きたかったって思ってた奴。
登場人物…男子大学生、んー、やっぱ人物紹介はいいや。
タイトル:禁じられた遊び
小さいとき勇者に憧れた。魔法の剣を抜けば、それだけでみな慕ってくれる。そして、そのみんなを守る力もある。
魔王を倒し、英雄としてあがめられる。そんな勇者に憧れた。
でも、地元にエクスカリバーなんてなく、僕が抜けるものなんてせいぜい・・・
「返却日は一週間後となっております。ありがとうございましたー」
レンタルショップを抜けて家に帰る。
ディスクだけじゃ中身まですぐはバレないがなんとなくカバンの奥底にしまいたくなる。
足早に帰宅すると空き部屋だった隣の部屋に引っ越し業者が入っていた。
あぁ、そっか。誰か入るんだ。
2号室までしかない小さいアパートの片方が空いていて、お隣さん問題に悩むことがなかった僕は、なんとなく隣に住民が入ることを煩わしく思ってしまった。
次の日、その人があいさつに来るまでは…
「こんにちは。隣に引っ越してきた佐藤です。ご迷惑おかけしないようにしますので、なにとぞよろしくおねがいします」
といって、洗剤とスポンジをくれた。
「あ、こちらこそ、野郎の1人暮らしなので…あと、期末試験とかレポートの締め切りの時は遅くまで起きてるかもしれません。キーボードの音とかうるさかったら対策するので…」
「お気遣いありがとうございます。一人暮らしの大学生さんなんですね。ご立派ですね」
お姉さんににっこりと微笑まれ、どうしたらいいかわからなくなっていた。
「あ、えっと…」
「これからよろしくお願いします」
そう言って彼女は部屋に戻っていった。
・・・きれいな人だったな…。
「あの、夜分にすみません」
ある日の夜、インターフォンが鳴って、ドアをあけるとお隣さんがいた。
「あ、なんかうるさかったですか?」
「いえ、あの、ごはん作りすぎちゃって…よければ…」
うわ、ほんとにそんなこと起きるんだ。
「あ、すげぇたすかります…」
「ただ、大きい器がなくて、もしよければうちに食べに来ませんか?」
【6回目(9クール目)】
さっきの続き
「え、えっとじゃあお邪魔します」
びっくりするほど、情けない声が出て、ご飯を食べるためお邪魔することになった。
女性らしいかわいい部屋にいるだけで緊張する。
でもごはんは美味しかった。
お互いにひとりなら、一緒にご飯を食べないか。と提案してきたのは彼女だった。
じゃあちゃんと食費払いますから。と、言ったら
「一緒にご飯を食べてくれることがうれしい」
と笑った。
そうして、僕はお隣さんの家でご飯を食べる生活がはじまった。
ピーマンをそっと避けようとする僕を優しく怒ったり、でもそのあと、無理に食べたら褒めてくれたり
ゆったりと暖かい幸せな時間が流れていった。
あの日までは。
ある日、隣の部屋から、男の唸るような声が聞こえた。
そして、「ご飯を一緒に食べるのは難しくなった、ごめんね」と連絡が入り、以来僕は彼女の顔すらまともに見れていない。
そしてまた日付が経つと、男の怒鳴り声が聞こえてきた。
「いいから酒買ってこいよ!!」
そして壁にどんとなにかがぶつかるような音がした。
彼女が…殴られた…?
そんな不安を抱えながら思わず家から出ると、ちょうど財布を持って家から出てきた彼女に会った。
「**くん…ごめんね…」
「お姉さん、どうしたの!?ねえ、大丈夫?」
「…うん。お酒買いに行かなきゃ…」
僕は半ば強引に買い物に付き添い、事情を聞いた。
あの男は元旦那で、酔うと暴力を振るってくる。
離婚して逃げたものの、なぜか見つかってしまった。
どうやら、男は優秀な探偵と仲が良く人探しは容易なのだとか
「嫌だ…また殴られるのは…」
泣いた彼女を抱きしめる帰り道。
いや、この道は帰る道ではないのかもしれない。
あの家は彼女にとってもう帰る場所ではないのだから。
「逃げよう。遠くまで。僕が連れて行くから」
僕は勇者になんてなれない。でも、たった一人好きな女の人くらい、守りたいんだ。
次の日。
僕は荷物を詰め込んでいた。壁越しに、泥酔して眠っている男の地鳴りのようないびきが聞こえる。
彼女がもしかしたら、ひとさじ盛ったとも考えられる。
㍕🐤.iconなるしゃの朗読とても上手で良かったです✧*。ぱちぱちぱち!!
なるせ.iconありがとう° ✧ (*´ `*) ✧ °