マキャヴェリズム
マキャヴェリズム(英: Machiavellianism、仏: Machiavélisme)とは、どんな手段や非道徳的な行為であっても、結果として国家の利益を増進させるのであれば許されるという考え方。 (中略) 転じて、単に目的のためには手段を選ばないやり方を指す場合もある、権謀術数主義。
マキャヴェリズムはマキャヴェリの『君主論』に由来するが、もちろん読んでみると上記のような考え方が著されているわけではない。 こうした偶像は彼の没後5年目に本が出版されると、カトリックの聖職者の間から非難の声が上がり、マキャヴェリの逆風は19世紀まで吹き荒れた(『君主論 新版』訳者解説)。