ヘルマン・ブロッホ
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略歴
1886年11月1日、ウィーンに生まれる。父ヨーゼフ・ブロッホは紡績卸売商人で、メーレン地方プロスニッツの貧しいユダヤ人家庭の出身であり、母ヨハンナ・ブロッホ(旧姓シュナーベル)はウィーンの皮革卸売商人の出で、ブロッホ一家はウィーン第一区のいわゆる紡績地区に住んでいた。
1904~1906年まで、ウィーンにある高等紡績工業学校在学。
1905年にかけての冬学期、ウィーン大学で哲学、数学、物理学聴講、特に物理学者・哲学者のルートヴィヒ・ボルツマン教授の講義を聴講。 1917年、フランツ・ブライ、ギーナ・カウス、ロベルト・ムージル、パウル・シュレッカーらと交際。フランツ・ブライの文化誌『ズンマ』に寄稿する。
1925年、ウィーン大学で1930年までモーリッツ・シュリック、ルドルフ・カルナップのもとで哲学(「ウィーン学団」の論理実証主義)、ヴィルヘルム・ヴィルティンガーとハンス・ハーンのもとで数学・物理学を研究。心理学者カール・ビューラーと交際。
1930年~1932年にかけてライン出版社から『夢遊の人々』三部作を刊行。
1933年、年末に『知られざる偉大さ』をベルリンのS・フィッシャー社から刊行。
1934年、エリアス・カネッティやアンナ・マーラー、エルンスト・ブロッホ夫妻、作曲家エルンスト・クレネク、彫刻家フリッツ・ヴォトゥルバと親交を結ぶ。
伝記