コンビニの立ち読みをされる店側のメリット
コンビニでの立ち読みは規制する店舗も多いがなぜ全店舗でそうならないのかといえば、店側にもメリットがある 「店側」とは本部か、オーナーを含む現場か、という点が曖昧なように思う。
夜勤ワンオペの場合、立ち読み客が夜中に来ると休憩がとりづらくなる。それは夜勤スタッフの定着をしばしば阻害する。
この点に関して言えば、昼間はスタッフで固めて夜勤を店長らでやればよいとなる。本部もそういう感じになると思う。
しかし両替金の用意、郵便局へ切手やハガキ類の買い受けをしにいく、クレーム対応(お客さんが多いときのほうがそりゃ多い)、タバコの営業さんとの話など、スタッフには任せられず昼間にしかできない仕事はそれなりにある。また、客数が多い昼間と夕勤のスタッフの質はお客さんを逃がさないために重要だが、店長と彼らとの接点が薄くなると緩みがち。
立ち読みをすることによって、人がいることに安心して外から見た通行人が足を運ぶ確率を上げるためだそうだ
これはほぼ日中のこと、そしてターゲット層はたまたま店前を通った人だろう。
売り場がヘボいなら入ってきても何も買わずに出ていくなど珍しくない。
近隣の住民が買いに来る売り場作り、その地域の売れ方の特色を理解した品揃え、レジ前惣菜の仕込み、これらのほうが効果的ではないか。
店舗の集客数は、イベントや駅前やなんやなどはあるものの、近隣のコンビニやスーパーやホームセンターなどの数や距離、学校とかオフィスとか、近隣の居住者数(高齢者ならコンビニのほうが近いなら近いほうで済ませたりする)などにほぼ制限されている。限りあるそのお客さん数の上限に近づけるためには、売り場作りが肝要。そうすりゃ店に人がいない時間は少なくなりうる。売り場がダメなら立ち読みしてる人がいることだけ認識されて一つ先のコンビニに向かわれるなんて情けないことにもなる。
そうすると、近隣の競合店の売り場を偵察にいくのも大事になってくる。「あの店は売り場や什器類の都合上、冬でもホットドリンクが少ない。ならば」とか。
他にも防犯対策の側面もある
店内に人がいることで万引きや強盗を抑制する効果がある
そのためコンビニでは窓際に雑誌コーナーを配置して人がいることをアピールしている
いつもいるわけではない(いられたらマジで文句を言うかもしれん)し、いなくなったときを狙えばよい。
雑誌コーナーが窓際にあることはたまたまじゃあないのか。
レジの後ろが窓ってのはそうそう無い。防犯上もそうだし、レジの後ろはたいてい事務所になっている。
ジュースやビールの売り場は後ろにウォークイン冷蔵庫が無いとなので、窓際にはならない。
窓際に米飯を置くということもない。基本的に米飯はコンビニが売りたいものであり、よく売れる商品だ。それが店の奥側にあるため、お客さんは店内の奥へ入っていくことになり、ついで買いや衝動買いを誘発させるようになっている。
雑誌類が窓際に来ざるを得ない。もちろん、ごく一部には例外があるかもだが、たとえば店の売り場の中央付近に雑誌類はありうないだろうとか、店の奥側(レジに繋がる廊下がある)に雑誌類は置かないだろうとか、そうしたことを考えると、雑誌類を店の奥側に並べるメリットが無い。
しかし、駅前などの利用者の多いコンビニでは封をされているところも多いのはタダ乗りが多いからだとか人がよく入るから必要ないなどの理由が多い
人が多く来るから立ち読み野郎で通路が混雑する。トラブルのもとになる。
立ち読み客が多くて在庫のジャンプがすべて立ち読み野郎に持たれてしまい、買いたい人が買えない。トラブルのもとになる。
立ち読みされる回数が増えると雑誌や単行本が痛む。トラブルのもとになる。雑誌類の売り上げが下がりかねない。