オープンダイアローグ
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フィンランドのケロプダス病院において開発されてきた、対話による心理療法「オープンダイアローグ」において、バフチンは理論的な柱のひとつとなっている。この手法を支える理論には2つのレベルがあり、それぞれ「詩学」と「ミクロポリティクス」と命名されている。詩学には3つの原則があり、それぞれ「不確実性への耐性」「対話主義」「社会ネットワークのポリフォニー」と呼ばれている。クライアントとの対話ミーティングでは、こうした詩学の原則にもとづいて、治療的対話が生成されることになる。