『徒然草』
作者:吉田兼好(卜部兼好、兼好法師)
成立:鎌倉時代末期
内容:仏教的無常観、人生論
『枕草子』、『方丈記』と並び、日本三大随筆の一つである。二四四段で構成される。文体は和漢混淆文とかな文字が中心の和文が混在している。「つれづれなるままに」という冒頭は有名。内容は厭世的であり、隠者文学に位置付けられている。