『アシュラ』
平安時代末期の飢饉に陥った時代を舞台にした作品
人肉食などの過激な描写に世間の非難が殺到したジョージ作品でも最大の問題作でもあり、掲載された週刊少年マガジンは一部地域では有害図書指定となった
飢饉に苦しむ人々は人の肉を食わねば生き延びられなかった
狂った母親から火の中に投げられ、食われそうになった赤ん坊アシュラは奇跡的に生き延び、獣同然の生き方をする
アシュラはさまざまな人々との交流を通して人間の生活を知るようになるが、「生まれてこないほうがよかったのに」という問題と常に格闘することになる