『えーえんと紹介する力下さい』短歌・歌人紹介
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この企画は…
トーチカの短歌・歌人紹介をリスペクトした企画第3弾です。 今回はコンセプトに沿って2つに分け、2夜に渡って紹介します。
えーえんとプレゼンする力ください。
作者と本の紹介
作者‥笹井宏之(ささい ひろゆき、1982年8月1日 - 2009年1月24日)
15歳の頃から身体表現性障害という難病で寝たきりになり日常生活もままならず、佐賀県立武雄高等学校を中退。
インターネット上の短歌サイトや地元紙に作歌・投稿を始め、地元の佐賀新聞読者文芸で注目される。
インターネット短歌界から生まれたほとんど最初の歌人として将来を嘱望されていたが、インフルエンザから来る心臓麻痺により26歳で夭折した。
えーえんとくちからは、「笹井宏之」の没後初となる作品集。
第一夜:ものを可愛がる笹井さん
拾ったら手紙のようで開いたらあなたのようでもう見れません
シャイ
あ〜///
🙈💓
手紙isあなたなんだなぁ。
この短歌のあとに三本スラッシュいれたいですね
「手紙のよう」って事は、拾ったのは手紙じゃなかった? 何を拾ったんだ!?
手紙のようであなたのよう どちらも比喩かもしれない
手紙じゃないけど開けるものかあ。でも落ちてるようなものだよね
その落とし主にとっての大事ななにかかも
切ない感じもある気がする
落とし文
「スライスチーズ、スライスチーズになる前の話をぼくにきかせておくれ」
これめちゃくちゃすき
スライス前のチーズかぁ。
なんとなくイイかんじ
「発酵したときは楽しかったナ」
ナチュラルチーズだった
スライスチーズをパンに乗せる時まさにこういうこと思っちゃう
スライスチーズが直接畑に実ってるわけじゃないもんね🥺
かたまりのチーズって夢あるよね。チーズ本人から話ききたい
体積無限大のチーズ
(擬人化癖がある)
スライスされる前は人だった?
牛乳からナチュラルチーズを経てプロセスチーズに
どの段階でアイデンティティが牛乳からチーズになったのか気になる
その前は牧草だった
きっと牧場の匂いがしてた
いつから自分を中年とみなし始めるかみたいな…みたいな…
スライスチーズ「君とこれからの話がしたい」
僕「一緒になろう」
牛の乳から色んな別れがあった。
ああホエイとの別れね
牛乳になる奴もいた。
牛乳からチーズになるまでの細菌と出会うまで
スラチひとつください
進路じゃん。スラチも考えたんだろうなあ
半分溶けたチーズはうまい
ピザ用チーズ「友達になりたい」
とろけるチーズのスライスチーズへの進路もある
スラチ「粉チ、お前進学するんだって?」
えーえんとスライス
「雨だねぇ こんでんえいねんしざいほう何年だったか思い出せそう?」
わかりません
うまく言えないけど愛を感じる
馬鹿「えいねん」
この歌好きです。墾田永年私財法好きだからです。
会話の内容小学生かな~😊
スラチ「こんでん、お前進学するんだって?」
まだスラチいる
スラチおさえて
えーえんと口からスラチ
なんか一緒に勉強してるんだろうなあ。部屋から外見ながら。
ググったら負けなんだろうな
なるせ.iconで、結局墾田永年私財法って何年なん?
722!!!!
2030年
1542!
896年😊
天平15年(正解ですが調べて書いたので失格です。編集後記)
Ⅱ
ゆっくりと上がっていってかまいません くれない色して待っています
太鼓の達人のスコア上がるんかな
エモい
やってしまったな……
ゆっくりとテンション上がってきた
夕焼けの街っぽい
あまずっぺぇ〜
なんかエスカレーターの先で好きな人待ってるのを想像した
月と太陽のうた?
上がって行って、って言ってるのは、くれない色の人?
朝日に照らされて太陽を待ってる説も言えそう
深窓の令嬢みたいな子が2階で誰かを待ってそうなイメージをした
おしとやかですよね
待っていながら、上がって行ってという発言は、あまりしないから、何か意味あり?
笹井さんが女子力高そうなので、作中主体が男子か女子か判断難しそう。
恋してるから、ゆっくり待つ時間も幸せなんだろうなあ
紅に頬を染めた男子?
それなりにおいしくできたチャーハンに一礼をして箸をさしこむ
めっちゃわかる やってしまう
匙じゃないのか
これはてじさんっぽさを感じる。
チャーハンに対するサディズム。
チャーハンに対するサディズム…??(何言ってるの…?)
ごめんね……って言いながらチャーハンを傷つけてしまう悲しみと興奮。
パラパラしてとりにくそう
最高にウマくいったじゃなくて それなりに収まってるのがいいかんじ
チャーハン・・・食べたい・・・その時のふわふわした幸せな気持ちもわかる
ちょっと性的な気もする
身近なものを大切にしている感じが良い。
食的にしか考えてなかったやww
それなりにって所がなんか、チャーハンを支配してそう。
かまきりに祈られているおばさんを優しくよけて公園に着く
カマキリに狙われている
私、かまきり、おばさん、三人いますね。
カマキリって警戒されると変なポーズとるよね
ごめん、かまきり、祈ってくれてたなんて・・・。こないだ、うわ、とか言っちゃって。
かまきりはとある地方では拝み虫って呼ばれてたり
かまきりも可愛いしおばさんも可愛いし私も可愛い
マンティスは祈る人とかが語源だっけ
拝んでいると見せかけて、襲ってくる
拝み虫って言葉が出てくる短歌ありましたね。トーチカさんの作品。
ファンかな?😊
スラチかな
その場にとどまらずに優しくよけるぐらいの距離感もよい
拝み、拝まれる二人をそっとしておく。
二人は向き合って対峙してるわけだからね
切らないでおいたたくあんくるしそう ほんらいのすがたじゃないものね
めちゃくちゃしなしなになってそう
加工された後の食物への慈愛の念がありますね。
大根の漬物すからね
ひらがなに惑わされてちがう文節で読んじゃった
切ると苦しくない?
この歌、たくあんの元が大根だって知ってびっくりした気持ちを思い出す。
めちゃくちゃしゅなしゅなになってる。
食卓に並ぶときが本来の姿って感じはするね
重たそうだからかな
大根→干す→漬ける
密度あるもんね
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透き通る桃に歯ブラシあててみる(こすってはだめ)こすってはだめ
これは18禁ですね。
基本的に桃はそういうあれのメタファーとして使われる事が多いんですよ。あえてそれを使ってしまう所に、卑猥なものを感じる。正直。
躊躇してる感がありますね。
なんで歯ブラシあてたんだ??こすらないから皮むくわけじゃなさそうだし
なるせ.icon( )ってなんで使うんだろ
かっこがあってかっこいい🤓
ささやきの表現?
音声に出ないという感じで表現したい場合はその括弧を使うらしい
心内語にもなりうるし、他者の言葉にもなりうるし、、いろんな解釈ができそう
割と場合によります。解釈次第です😭
こすりたいんだろうなぁ
ささやきっぽい
産毛を取ろうとしてる?
桃の毛の柔さが際立つ
桃ってほんとに桃なのかな。歯肉炎とかでピンクになった歯肉だったりして。
モモは比喩っぽいですな
赤ん坊の肌かなんかを桃と置き換えているのかと思った
もし、こすった際の暴力性もなんか想像されてゾクゾクしますね
皮がめくれ汁があふれ…
さりげなく性的なものを仕込んでいると思う。笹井さんは。
食と性は繋がってますもんね
性的って言う人が性的 フロイト言うてた
廃品になってはじめて本当の空を映せるのだね、テレビは
これ好きだ
あぁ~ エモい!!!
これ素敵やね
これはいい!
おつかれさまだな
ブラウン管だろうねえ
テレビくん初めて空を仰いだんだろうなあ。すきだあ
廃品にも、愛を感じる
ブラウン管のやつはよく空を反射しそうだ
兄貴の部屋のちっこいブラウン管テレビは 使いすぎで焼き付いていました
あいつはポンコツだったが良いやつだ
捨てられる前は、本当じゃない空を映してたんだ。ここにも、加工前の自然に対する慈愛の念を感じる。
これ人に置き換えて読んでしまってめちゃくちゃ哀しみ感じてしまう
ブラウン管のつるつるした灰色の画面に空が映ってる様子がエモくてよい
擬人化力高い……!
今の子供達はテレビはシュっと点いてさっと消える印象なんだろうねえ そんなかんじ
エモい。。
人に置き換えるとしたら…ホームレスを想像しますね
本当の空をうつすのもテレビとしての役割ではないわけだし……かなしみ……
おわったときに初めて空をそのまま目に映すのかもしれない
ただテレビとしての役割から脱した清々しさみたいなものもある気がする
ブラウン管のテレビは映像としての空は映すけど ナマの空は見たこと無いんやなあとかそんなことを思った
本来の役割から降りた瞬間に見える景色というものがあるんだろう。。
与えられた役割を失って、初めて自分自身になるんだ。まるで人間のようだ。
思いであるからねえ。
退職して自分の小ささと言うか世界の大きさに気づくみたいな
あたたかい電球を持つ(ひかってたひかってました)わかっています
かわいい
これはもう、点かなくなった電球かしら。
寿命が尽きた電球
エジソンの最初に電球ついた時の感動かと思った
まだあたたかいんだ
取り替え直後の。命の熱……
カッコ内の音声が幼い少年少女の声で再生される
記憶にある限り生き続けるみたいな
人間も身近なものも自然の風物も、全部同等のものとして扱ってるのかな。
切れた電球の熱はやさしいので、切ないけどすこし幸せな気持ちになる
笹井さん、物から声を聞き取りますね
うまく言えないけど、確かにひかってたんだろうなあ、とかっこの中で思う
好奇心で触ってみたら電球って温かいんだって気づいたという風に撮った
もの捨てられなくなりそう
でも大切な気持ちを持ったまま、処理しそうな気もする
電球取り替えてって言われたら、切れた電球を暫く抱きしめていそう。
普通の人では気づけない痛みを知っていた人なのだな
だから電池が切れたり、加工しきったものがよくでるのかな
人類がティッシュの箱をおりたたむ そこには愛がありましたとさ
ティッシュに感謝しているのか……
鼻を噛ませてくれる愛
使い終わったハコ、そのまま捨てる派とたたむ派いますね
わたしなんかティッシュの箱引きちぎるんだけど… 歌人になれないわ…
たたまない派には愛がない ひきちぎる派には…腕力がある
かさばるのもそうだけど 捨てる時にそのままなのは礼をしていない気がするからたたむ
ジュースたたんだときに、たたまないと見えないところに、ありがとうって書いてあった。
愛は環境への愛かなあ。どこに向けた愛だろうか。
自分は感謝しながら畳んだこと無いけれど、本当は人類全員感謝してるって前提で詠んでる。笹井さんは、優しい気持ちで世界を包もうとしてる。
(薄氷さんが性的解釈してない)
!?
ティッシュなのにエッチな解釈してない
えっちといえばすべてえっちだ
岩倉文也「⁉」
人類が、って壮大な言い方してるから、やっぱり環境への愛だと考えた。でもモチーフはとても身近で、普遍的な愛がします。
Ⅲ
シゲヨさん、むかしのことをはなすとき百合にならなくてもいいからね
シゲヨさんと誰かの、百合……?
えっちな解釈きた
シゲヨさんカプ厨説
ようわからんが なんとなく気遣いを感じる
たてば芍薬やらなんとやらという言葉のアレなのかな
咲いてるユリと咲いてないユリどっちなんでしょうね
シゲヨさん、男性との交流を話すのがはばかられる時代で育ったとか?
「はい、はい」って相槌うってるのかと思った(花の形)
なるせ.iconなるせは百合をひめゆり学徒隊で解釈しました
なるほど!
ほ~なるほど
歴史的解釈きた
当時の人にならなくていいというね
ああ!ひめゆり学徒隊のことを考えなくてもいいんだよ、とかかな。
戦争は終わったんだ!
作中主体は現在のシゲヨさんとして過去の話を聞きたい?
あるいは、戦争に参加した以外の平和な出来事について聞きたいのだろうか?
その解釈、とても切ないけど優しくていいですね
何一つ終わっちゃ居ないシゲヨさんランボー説
シゲヨがペットである可能性も。(『めぞん一刻』の総一朗さんみたいな)
コンビニのどこかで雨が降っている 音楽を消してもらえますか
雨漏り?
からあげ地獄か
チューニングあってないラジオがかかってるのかと思った
んー、外で雨降ってるわけじゃなさそう
いや揚げ物の音やろ
雨の解釈はどうしたらいいんだろうねえ
冷えてるコーナーの水滴とか?
コンビニ内の雨だとすると、何だろう?
外で雨が降ってるんだけど、あまりにも近くで降ってるように感じるから、コンビニの中で降ってるって表現をしたのかな。
誰か大泣きしてるとか
コンビニの音楽かわいそう……
冷却機の不調とか?
人工物より自然物を大切にする姿勢、どこまでも崩しませんね。
最初、雨が好きだから音楽切って浸りたいんだと思ったけど、ただの雨ではないのかも。
ただの雨ではない!?
敏感なので、些細な不調にすぐに気付くのです
笹井さんだけに、些細な……
笹井さんのブログの名前がまさに『些細』だった
黒い雨……?シゲヨさん……
やっぱり音楽の不調の砂嵐みたいなやつかな
コンビニでだからこそ、雨の音を静かに切り取るだけで日常が非日常になる。
Ⅳ
影だって踏まれたからには痛かろう しかし黙っている影として
影まで思いやるのか!
影いっぱい踏んじゃってごめんね
かげふみー
かなあああああり繊細な人なのでしょうね
影踏みって言う遊びがあったような。
相手の影を踏むんだよね?
あんまり踏むと怒って起き上がってくる影もいるけど……
自分の影は踏めない
ない影は踏めない
ちょっと穿った解釈すると 影(表舞台に出れない人物)が痛みを抱えているだろうけれど影なだけに声を伝えない判断をした っていう風にも取れるかも
なんか「か」っていう音が多くて語感がよい
踏んでるほうは気付いてない。
やられた方は覚えてる
なんか、尻尾踏まれて黙ってる盲導犬を思い出した。
なるほど〜、影の存在(なにかの象徴)は、声なき存在(なにかの象徴)で、踏む方(なにかの象徴)は思いやらない。
愛します 眼鏡 くつひも ネクターの桃味 死んだあとのくるぶし
ネクターって聞くと、初谷むいさん思い出す。
ネクターのもも味は昔習い事してたときに クッソ長い道を進みながら飲んでた
眼鏡はわかるけど、靴紐は何故?
首吊り?
ネクターってネクタイ?桃味とくるぶしで韻踏んでるみたい
リズム感いいですよね
青春を感じます
交通事故に遭った幼馴染みたいなのを思い浮かべてしまった
ちょっと味クセあるやつ
ギリシャ神話先に読んでたから神様の飲み物が自販機で売ってるって凄いと思っていた。
うん〜、死んじゃった人との思い出感がなんとなく
これはあの時の桃だったか……
歯ブラシに殺された!
あー擦っちゃったか
その声は我が友 桃ではないか?
ジュースかあ。ノスタルジックというか、懐かしさみたいな雰囲気がある歌ですね
つきつめてゆけばあなたがドアノブであることを認めざるをえない
これはいい!
大魔王シャアか
扉を開けるための存在で普段はほとんど意識しないってことなのかな
なんか好き!文字が詰まってる感じがする
あらたな世界への入り口という、かなりな褒め言葉に感じるぞい
あ!誰かが変化のきっかけになってくれたとか!
ドアノブって冬に触るとバチってするよね
外に出るためのきっかけが「あなた」なんだ。でも、普段は恥ずかしくて「ドアノブ」だと表現できない。
なるほど、入り口でもあるかー。
認めざるを得ない←普段は認めていないって感じ?
扉じゃなくて、ドアノブと表現したところが気になる
扉は自分自身の中にある?
つきつめて、が今思うとあなたがきっかけだったねってことなのかな。認めざるを得ない、がなんかリアルな距離感でよい。
心の扉を開けたのが「ドアノブ」である「あなた」とか。
ドアノブって扉を開けるための存在だからつまり!
やっぱり、何かを開けるきっかけ?
精神的なトビラっていう風にも取れるし、物理的な 何かを通したりとおさなかったり情報の入り口っていう感じにも取れますね
お前のせいでこうなったと言うドアを閉じる方向の解釈もできる
Ⅴ
どうしても声のかわりに鹿が出る あぶないっていうだけであぶない
右手から無限に唐揚げが出る能力みたいなシュールさを感じる
動物注意の看板の話?
注意喚起する事で、逆に危険をもたらしてしまう、的な。
どうしてもね
水曜どうでしょうしか思いつかない
「鹿」は危険のメタファー。
イメージはできるけれど それが何を意味しているかがようわからん
ろく(鹿)でもないのか
けど何かを感じますね
危ないと声を掛けることで、相手が却って危険に晒されることはあるよね。
ギャグマンガ的良さを感じる。短歌ってこういうのもあるのかと思う
イメージがいいですね跳び出してくる
危ないって発言することもできるしスルーもできるけれど 言ったら更にあぶないかんじになるかもってかんじする
「あぶない!」→「えっ」→自動車バーンみたいな。
四ページくらいで飽きる本とかを背骨よりだいじにしてます
背骨だいじにしよう
飽きるけどだいじにしてる…
(使わなかったとしても)知恵が必要な人
飽きるほどだいじ
四ページくらいで飽きる本はガチである。しかしいつまでも売らずに本棚に飾っていてしまう。
大事にできないものまで大事にしなきゃという、強迫観念レベルの慈愛。
背骨ってとても大事なのに。それよりも大事ってどういうことだろう?
自分の価値が低い説もある
角度変えて見てみたりひっくりかえしてみたり 仲間に聞いてみたり
四ページで飽きちゃってもその本が嫌いなわけじゃないからなあ。わざわざ買ってるわけだし
百科事典読破しようとしたとかだったら、仕方ないかな。
あとで面白くなる可能性もある?
4Pで飽きる経験)ありますねぇ!!
音速はたいへんでしょう、音速でわざわざありがとう、断末魔
こ、こわい
断末魔まで労っちゃうのかこのひと
マルマンチェーダ
ふわっとageて落とす感じ
断末魔は声だから、音速。
訂正:断末魔自体は、声ってわけじゃ無かった。死にぎわの苦痛。また単に、死にぎわ。
誰の断末魔を音速で聞いたんだろう。
いちはやく危険を他者に伝えるために音速で動いてくれてよかった的な
京都人的な褒めなのかもしれない
京都人的要素を抜くと、「断末魔うるせえ」かしら
全ての音は断末魔 だって聞こえてすぐに消えるから
散る美しさ
ブラウン管テレビの断末魔かも?
音速って人間だったらせわしないだろうからなあ。これも擬人化っぽい
なるせ.iconなんの断末魔だろう‥シゲヨさん?
し、シゲヨさん……?
シゲヨさん死なないで…
シゲよさんはいかん
いきて
苦痛だったら、光速でも良い気がする?
なるせ.iconチャーハンかも
チャーハンならよし
断末魔大集合
食べらてこそ、本望でございます。
Ⅵ
花束を抱えるように猫を抱くいくさではないものの喩えに
猫と和解したんじゃの…
ネコと和解せよ
花束のようにやさしく抱っこしないといけないからね、猫様は。
終戦後感を感じる
いくさと花と聞くと、フラワーチルドレンも想起されますね
猫って抱かれたくない時に抱くとぴゅーいって逃げちゃうよね
フシャーッて怒ってる猫をなだめてるのかな?
フシャーは、そっとしておくべき。
でも確かにあれ同じポーズだw 猫と花束、よく気付くなあ
なるほどな!腕の形!
笹井さんの手にかかると、どんな猛獣も平和になってしまう。
猫も花束もどちらも可愛く、そして大切にしなければいけない。いくさではない、というのもまたやさしくてよい。
同じ腕の形で抱いて、じっとしている気分の猫。だから戦いは終わっている。
第二夜:死生観と作者の死
えーえんとくちからえーえんとくちから永遠解く力を下さい
はい難しい
えーえんとくちから、3回言ってるけどそれぞれ違う違う意味なのかな。
「えーえんと泣く」と「永遠と解く」以外にも何かあるかな?
ふかい
「えんえんと口から」と「永遠解く力」がかかっているんだ。
悲しみが続く事で永遠を解く力となった?
作中主体にとって「永遠」が何を意味していたのか、が気になりますね。闘病中だとしたら、いつまでも終わらない苦しみかも。
えーえんとくちから泣くのが、永遠に続くから、それを解きたいということだろうか。
音から言葉へ
えーえんとくちからって口から短歌をもっと溢れさせたいこの世に自分の紡いだ言葉を出していきたいという意思表示もあると思う
でも私達にとっての終わらない日常も、緩慢な地獄のように感じられる事があって、なんとなく他人事じゃないなぁと感じたりする。
くちから永遠
そのような環境化でも短歌に意味を見出した事を永遠を解く力と比喩したのかなあ?
永遠と書く力!いいね
この星に消灯時間がおとずれるときも手を繋いでいましょうね
星の終わり
ロマンチック
「滅亡」じゃん 絶滅だったわ
病院内の消灯時間を、地球の終末にかけてるのかな。
消灯時間って概念て、青春味がある
薄氷氏が苦言を↓
えっ?
吐かなかった
今日は苦言を吐けないZE
病院にも消灯時間あるか
あるある
これすき。優しい雰囲気と冷たい気温が伝わってくる。笹井さんにとって消灯時間という表現は身近なんだろうな。
星っていつか爆発する→消灯時間 死んだら星になって見守ってくれているという教え→手を繋ぐ
手錠ではないよね
夢でも会おうねってことかと思った
この世が終わる刻が来ても、そばにいたいってことかなあ
誰の事を想っていたのかな。やはり恋人的な存在なのかな。
字数取るのに、わざわざ、繋いでいましょうねっていうのが良い。優しい言い方ですき。
ラヴストーリを自分もおもいうかべちった
これは恋人間の表現に見えるけど、じつは人類全体に向けたメッセージと読んだ
自然というか、この世に存在する「生命」との繋がりという感じもする
最後まで自由がないと考えてしまった。
友人のような、家族のような、ときめきとは違う愛情を感じた
おもしろいねw
でも受け入れてる感じはある
消灯時間って、睡眠時間を指定されてるってことだから確かに自由は制限されてる
ああ、管か……
手って言うか手首だけどね
ひまわりの死んでいるのを抱きおこす 季節をひとつ弔うように
(個人的にひまわりは咲いてる状態が物凄く怖い)
種が美味しいから、好き
ひまわりも季節も擬人化しとる
ひまわり自体がすこしグロテスクに感じてる
夏の終わりってなんか切ないけど、それがすごいしっかり伝わってくる。
夏を愛しんでるのかなあ
ひまわりも生命の象徴って感じするんだよなぁ そうそう
生命力が強すぎるものって転じてグロテスクに感じることはある。ゴキちゃんとか
ひまわりの迷路あるやん。あれが枯れたら。。。
枯れたひまわりを「抱きおこす」所、死者蘇生を試みているような?
太陽に向いて真っ直ぐ伸びてるのが、枯れると明らかに上を向く元気がなさそうな姿になるよね。
誕生日の歌かなと思った
笹井さんが夏生まれかどうかわからないけど、1年歳をとった(弔い)かなって
笹井さんは8/1生まれ
おお、ドンピシャ
なんだか儚いねぇ
死んでるのわかってるけど、それに向き合いたくないから、その矛盾が出てるとか。
自分自身の生きた記憶を、少しずつ弔おうとしている?
(前向きな感じする)
からだにはいのちがひとつ入ってて水と食事を求めたりする
ご飯食べるの好きじゃなさそう
食料求めてるのがからだじゃないっていうのが良い。いのちが求めてるっていう言い方が、栄養補給じゃない感じがする。
これは第三者が命をはめこみ、育てている感じ
「からだ」と自分が別物で、身体が空なのかなって
俺もぼやきにみえた、闘病生活でやっぱり食事を食べる必要があって…みたいな
自分の身体を客体化・相対化してますね。即物的に扱ってる感じ。
細胞の多い人間の話しだから、貪欲さを表している感じがする。
『いのち』って文字面はすごく『ひとつ』感あるなぁって気づきがあった。『いち』があるからかな
「からだ」に「いのち」しかない感じ
求めたりするっていうのがエサ欲しがるペットみたいで少し可愛い書き方をしてるかなと思った。
よく読むと、水と食料を求めてるのは「からだ」じゃなくて「いのち」なんだ。からだだけだったら求めないんだ。
amazonのでかい箱に歯磨き粉一個だけ入ってる感じ(言い方)
固い漢字を砕いて柔らかいひらがなになるのかな?
最後ちょっと抜ける感じで、張り詰めすぎないちょうどよさがある。
平仮名で書くと、その部分に特別な意味がこもってる感出ますね。笹井さんは基本的に平仮名多いけれども。
入院中喉に管繋いでるとこんな感じするよね
平仮名ってマイルドにもなるし時には色んな言葉を当てはめることができる深いものでとってもすき
切れやすい糸でむすんでおきましょう いつかくるさようならのために
うわぁ
わかる~
悲しすぎる
出産前な感じもする
切れやすくないけども へその緒
優しいようで、ちょっと臆病さを感じた。
なんていうか…悲観的…
人間関係?
切れないようにかたく結ぶはずなのに 切れやすいように結ぶ、、、?
心の繋がりが切れてもいいように、遺族や恋人、知人の為に配慮してる。ずっと繋がっててほしい、というのが本音なのだろうけれど。
死に方をこういう風に決めたからこれからさようならに備えて生きますよという前向きな感じがする
さよならを考えて人と交流する時はあると思う
所有しておきたいけど、傷つきたくない気持ち。その痛みの緩和。
玉の緒の意味でもいいな
切れやすい糸で結ぼうとしている事それ自体が、ある意味で関係性を所有しようとしているようにも読める。
ふわふわを、つかんだことないかなしみの あれはおそらくしあわせでした
わかるわ~
なるほど
めっちゃわかる!!幸せを書こうとしても、ふわふわして中々言葉で捉えられない!
初恋か何か経験したのかなぁ
なるほど、片思い感はあるかもしれない
手に入れるまでが一番幸せ
でもこれみると、ふわふわ掴めてないから、幸せ掴めなかったっていう意味なのかな……
「ふわふわ」がしあわせなのか、「かなしみ」を含め幸福として捉えなおそうとしているのか。
お伊勢さんのおかげ横丁の事、勝手に『ふわふわゾーン』って呼んで、入らないものw
経験できなかった幸せを悲しんで、きっとそれが出来たら幸せだっただろうなぁ
わたしは最初ゆめか何かを追ってる時の心的表現かと思ってた
かなしいよおれ
「でした」だから、もうしあわせは終わってるんだ。しあわせだった頃を懐かしんでる。
ふわふわについておそらくって言ってるから、ふわふわを手に入れることは少なかったんだろうか
しみりん
Ⅱ
胃のなかでくだもの死んでしまったら、人ってときに墓なんですね
たしかに
人体を墓に喩えてるんだ。果物に生命を見てる。
最初ん?ってなったけど、理解してすごいすとんと落ちた。
「くだ」から くだいた=納骨 をパッと見連想した
死んでるものを得ながら、自分達は生きているということ?
「くだもの死ぬ」は何を意味してるんだろう。消化しきれなかった?
そらそうだ。と思います。
人よりくだものの方に重きを置いてそう
人は儚いものでも、墓でもあるのか面白い
命を置く胃と墓をかけてるのかなあ
胃はくだものを弔う優しい器官だと捉えたい。
酸性
これが遺産
太田遺産
うまいうまい
たくさんの失われた命を、胃が弔ってるんだ。
ありがとう、胃……
墓というのは、ここにこの人が生きていましたという標(しるべ)でもある。我々は果物がここにいたという標だ
ゆきげしき みたい にんげんよにんくらいころしてしまいそうな ゆきげしき
かわいい言葉で怖いこと言ってる。
雪景色見たいの?
みたい、がダブルミーニングかな
薄氷の殺人なのか?
これは、白でイメージするか、赤でイメージするか。
なんでよにんなんだろう
よにん、しにん、よびと、、、
ああ死人なのかな
目の前が白く見えてくるくらい痛みが訪れて、人を殺しても逃れたいような
その光景を美しく感じていたいってことかなあ
可愛い字体で物騒。子供の物騒なところを想像しつつ、読める。
かまいたちの夜感
ゆきげしきで、どう殺すんだろうな
もう死んでいるのでは……?
どんな気持ちでこの歌を詠んでるのかが分からない。
死人にかけられた布を他人が見てるのでは
死人から見たら雪景色みたいにならないかな
もう死んでて、4人顔に布かかったり、白装束なのを言ってるとか
死人の顔にかけるあの布か…
死人になりたい?
Ⅲ
別段、死んでからでも遅くないことの一つをあなたが為した
なんだかすごい歌だ。
遺産相続かな?終活?
なした?(北海道弁)
草
焼身自殺と思ってごめんなさいね
自分が死んでからでもいい事を、わざわざ自分とやってくれたとか。
死後叶えてほしかった事を、親しい誰かが先に叶えてくれたんだ。
今、私達が当たり前の事は先人達の創った事。
笹井さんが「別段」って書くと、妙にすごみがある。あまり使わなそうな表現なので(別段)
入院してる人に、まるでもうすぐ別れの時がくるかのような手紙とかメッセージを送ることとか…?
死んでからでも遅くないことのひとつって、死んだ後ぐらいじゃないと願えないことがたくさんあったんだろうか。
生前葬でもしたんかと思ってた
さよならのことばを交わしたのかな
死ぬ前でも死んだ後でも記憶に残る事はできて、別段どちらもいいものであった?
わたくしは水と炭素と少々の存在感で生きております
即物的かつ精神的な成分表示だ。
お料理番組のような言い回し
セルフイメージも儚い。
あたまいいひと。って感じがします
(パワーパフガールズ)
人よりも存在感がないことを訴えている?
存在感が少々なのが笹井さんという感じ
半分は優しさでできています。
なるせさんは多量のほうじ茶なんですよね?
なるせ.iconはい
血液回ってる酸素はあんまり目がいってない?なんか炭素って骨だから、必要最低限って感じするね。
上のぼやきでもそうだったけど、やっぱり気弱になって自分の
生きている意味を考えてしまって小さく示したくなるのかなぁ
笹井さんの自己評価に反して、結構な存在感を放ってますね。彼は。
でも生きておりますっていいね。それ以上でもそれ以下でもない感じ。
さあここであなたは海になりなさい 鞄は持っていてあげるから
あなたis誰……
泣けと
なるほど!
泣いて海になるんだ。
泣いていいよ。重い荷物は持っててあげるから。的な。
鞄があると泣きづらいんだろう。鞄とは自由に感情を発散させることのできない枷的なもののメタファーのようだ。
海は終わる場所でも始まる場所でもある感じするよね
海に向かって自由になる感じがする!荷物もいらない。「あなた」の視点で見ちゃうなあ。
「鞄は持っていてあげるから」に深めの愛情感じる
誰かに入水を勧めてるようにも読めるけど……たぶん違うんだろうな。
海になる=地に還るって感じもする
鞄があると泣きづらいんだろう。鞄とは自由に感情を発散させることのできない枷的なもののメタファーのようだ。
親が荷物持っててくれて、子どもが海に走る様子を想像した。
ブレーカー落としてまわる 人生に疲れたひとたちのなれのはて
迷惑…
看護師……
人生に疲れたら、ブレーカー落としてもらうか……
なんとなく自殺した人達を思い浮かべる
ん、これって「人生につかれたひと」が「ブレーカー落としてまわ」ってるの?
中央線かな
Ⅳ
ほんとうにわたしは死ぬのでしょうか、と問えば杉並区をわたる風
中央線ときて杉並区
これすごい前向きな感じする
前向きなのか……
諦観に達したのかなって
もうじき死にそうで怖がってる様子が伝わってくる。
なんか風で砂みたいにさあっと消えていっちゃいそう。
死にたいのに死ねない…風に吹かれて消えそうな?そんな感じがした
プラットホームから飛び込むか否かを逡巡しているように感じました
余命宣告的な事を聞いた後。
ああ〜自殺失敗した時の感じもする
まだ気持ちは生きていけそうな感じなのに、体はそうじゃないとか。
どちらとも読めそうだけど、笹井さんは自殺するタイプじゃない気がするなぁ。中澤系はする方だけど
逆で体は生きてるけど気持ちが死んでそうだと思った
よかったら絶望をしてくださいね きちんとあとを追いますからね
可愛いけど、怖い
愛が深い
勝手だな。
あとを追うって事は、自分より先に亡くなる人に向かって詠んだ歌なのかな?
すごい恨み系に思った。お前やった後に自分もいくよみたいな。
もう望まない境地か
歪んだ愛
もうそれは愛だよ……(お前やった後に自分もいくよ)
ICUで一緒になった人に向かって詠んだ歌とか。
ネタバレになるけど、金田一少年の事件簿でそんな話あったなぁ。
よかったら絶望を、ってものすごい皮肉に聞こえる。
一人の人間なんだなぁと感じる。
今まで強さを見せていたのに、心が折れかかってしまっているんだろうなぁ
絶望しろよが本音?
鳥籠にちゃんと名前をかいておく そうして生きてゆかなくてはね
動けない、出られない、閉塞感を受け入れようとする諦念を感じる
これつら
先のと合わせてヤンデレ感が強い。
あれ?閉じ込めてる側の解釈してた。そっちもあるのか
それでも生きた証を残したいんだろうね、少し余生について前向きになれた気がする
生きていくのに名前からは逃れられないとも…
名前書く。から、病室や、老人ホームを思い浮かべた。
地球という鳥籠のなかで名を残したい?
なるほど、病室を鳥籠に重ね合わせているのか。
名前を書いておける帰る場所があるのってとても安心することだと思う
鳥籠って事は飛べる(飛べた)けどもう飛べないって事か。
飛べない鳥はただの鳥……?
焼き鳥
なるせペンギン
なるせ.icon(。・ω・)ノ
Ⅴ
あとほんのすこしの辛抱だったのに氷になるだなんて ばか者
これは来る…しんどい
水が固まってるからお亡くなりになったのかなと思った
死んでしまうとはなさけない!
肌が冷たくなって、氷のようになったんだ。
死人の皮膚けっこうかたいからね
コールドスリープかと思ってしまった。
最近触れましたが、ヒンヤリです
死体の保存状態によります。(おい)
さっきよかったら絶望しろって言ってたのに、ほんとに死んだらバカ者って言うのか……難しい性格だな……
描きたかったものがあって、体が氷みたいに硬くなってしまったとかなのかな
めちゃくちゃ大事じゃなかったらばか者って言わないよなぁ 愛
愛は……広い……
これが、愛……
悲しすぎるなぁ
ばか者。が泣ける。
そう思うと「ばか者」のもどかしさがすごい
自分に対する「ばか者」だったら納得できる。
不自由になっていく自分を氷に喩えたのか
ひだまりへおいた物語がひとつ始まるまえに死んでしまった
夢や希望を一つ諦めたんだ。
なんか植物枯らしちゃった?
鉢植え?
花が咲く前に枯れちゃったのかい
ひだまりの中で暖かく死ぬ感じがして、すき。
もしも長生きしていたら、という反実仮想。
夢と現実?
本がひだまりの中でぱらりと捲れそうになって閉じるのを想像した。
詩のぬくもりを知れたのになぁ
どこに置くのが正解だったのだろう
「とてつもないけしごむかすの洪水が来るぞ 愛が消されたらしい」
なにこれ、怖い……
誰が言ってるんだろう
空白の書…
愛、いっぱい書いたんやの
絵描いて構図そのものがずれてた時、こう思いますよw
泣いてそう(洪水)
大丈夫、「うえお」が残ってる
これは歌集の中でもカギ括弧ついてるのかな?
だとしたら、自分以外の誰かが言った言葉の可能性ある。
死神の声?
「」気になる
けしごむかすの洪水がくるって言ってるってことは何だろう……ゴミ箱……?
研磨された人生の経過が消しゴムで、研磨の結果消しカスが溜まりあって 衝突が生まれて人との愛が変わってしまったのかなぁ
もしくは自分に起こったことをものすごく客観視しているのか
消されたものたちが消しにくる、ゾンビ
死ななければならないひとのかたわらで表紙のうすい本をひらいた
自分の本はうすいと
アルバム?
アルバムだと厚いか 居間に飾ってあるようなやつかな
解釈が難しい。
結婚式で作るやつとか
簡易なアルバムホルダーなら薄いかも。…きちんとしたのが作れなかったのかな
「死ななければならないひと」って妙によそよそしく書いてるのに悲しみ感じる
お互いの患者さん同士、死が間近で人生の今後を語りあったけれども お互いの今後は薄かった?
人生ってより、関係性が薄かったのかしら?結果人生も薄そうなんだけど
残りページが薄いなら分かるけど、どうして表紙が薄いになったのかが分からない……アイデンティティの輪郭?
Ⅵ
生きてゆく 返しきれないたくさんの恩をかばんにつめて きちんと
時系列はわからないけれど、前向きになれてよかった
隣人の死を看取る時は鞄を手放すように促してたけど、自分が死ぬ時はちゃんと鞄を抱えていくんだ。
生きてゆく、だからまだ死なないのか。
きちんと が本当に大切感があるね。
義理堅い性格なんだな、と思った。
生きてゆくのが恩返しでもあるしね
眠ったままゆきますね 冬、いくばくかの小麦を麻のふくろにつめて
笹井さんの言葉尻本当にすき。柔らかくて優しそう。
ふむむ。小麦を麻のふくろに……ってどういう事だろう。
雪増す?
冬かー。もう説得力しか感じない。
多分、麦は六文銭みたいな御守りなのかな。
生について再度考える機会になった。 そして胸が痛い
なるせコメント
作者の死は作品を良くも悪くも完成させると思う。
作品にある余白を作者の死は固定してしまう。人によって解釈させることを許さない。
作品が、作者が死ぬことにより美化されすぎてしまう。
みんなコメント
当たり前だけど死んだ人が書いたんじゃなくて、そのとき生きた人が書いたんですもんね。
作者の死が作品の意味を固定させてしまうって話は、三島の研究論文を読んだ時にも出てきた。
そういえば本屋で三浦しをんの横に宮沢賢治が並ぶような本棚が好きだったなあ。作品はどこまでも平等な気がして。
作者の周辺の情報は捨ててみると発見はありますね
死の予感に晒されていた人の作品は胸にきますよね
作者が亡くなってると、悲しい気持ちで読む事になりますね。それが良い事なのかどうなのかは、判断が難しい。
新しい意味付けをするには、読者一人ひとりが、作品を精読しなきゃいけない気がする。
死は芸術を昇華するって話は聞くけど…思い出も美化されるもんね。そこを勘違いするのだけは避けたい。
それでも主観的になるのは避けられないから悩む所。だから議論というか対話は大事。と思います
死者の作品だからといって甘々な目線で評価しちゃうのも避けたい。そういうところは真摯になりたい。
眼鏡の存在が良いかどうかはともかく、それを自覚する事は大切だと思う。
おじいちゃんが唯一家族の中でよくしてくれていて 闘病生活していたから、凄く気持ちがわかったきがした。怖くて機嫌悪くなってしまう人間らしさも、家族への愛も
中澤系への評価はみんな甘々なので、それへのムカつきから残酷な批評を書きました。私は。
美化すると、作者が本当に書きたかった事さえも看過しかねない気がして怖い。
まぁ個人的には研究対象とかでもない限りは生死含めあんま作者のこと知らないで読みたいかな〜基本(知りたくなったら調べるけど)
尺の都合~(´;ω;`)第一夜
晩年のあなたに窓をとりつけて日が暮れるまで磨いていたい
今夜から月がふたつになるような気がしませんか 気がしませんか
ウエディングケーキのうえでつつがなく蠅が挙式をすませて帰る
ゆっくりと私は道を踏みはづす金木犀のかをりの中で
あのひとは自転車を漕ぐひとでした 右手にお箸持つ人でした
世界って 海ですか それとも遠い三叉路ですか
暮れなずむホームをふたりぽろぽろと音符のように歩きましたね
レシートの端っこかじる音だけでオーケストラを作る計画
戦争が優しい雨に変わったらあなたのそばで爪を切りたい
思い出がしおれてしまいそうなときあなたが貸してくれた霧吹き
尺の都合~(´;ω;`)第二夜
嫌われた理由が今もわからずに泣いている満月の彫刻師
吊り革に救えなかった人の手が五本の指で巻き付いている