「酸模」
すかんぽう
――秋彦の幼き思い出
新潮文庫
『手長姫・英霊の声』
に所収
平岡公威
が13歳のときに書いた作品。
あらすじ
刑務所は美しい酸模が咲く丘にあった。男が刑務所から脱獄した。母たちは子供に刑務所に近づくことを禁じた。秋彦は親の目を盗み丘へ遊びに出かける。帰り道、少年は男と出会う――。
三島由紀夫の短編小説