「徳の講壇」十度、自分に打ち克つについて
徳の講壇 / 『ツァラトゥストラ』
自分に打ち克つというのは、そこでは眠気に打ち克つという意味であり、ツァラトゥストラの説く自己超克のパロディでは?久住哲.icon
しかも結局負けている。敗北(心地いいぐっすり睡眠に落ちる)が約束されたスタンス……(以下引用イタロー.icon)
眠気をもよおしているこれらの者は幸いである。やがてかれらの頭は点頭(うなずき)をはじめるだろうから。――
諧謔的な演出ではないかと思った久住哲.icon
賢者の話を聞き終わったとき、ツァラトゥストラは心の中で大笑いする
この解釈に対してツァラトゥストラ読書会(4)で異論があった。