中心的関係主題
#心理学
リチャード・ラザルスが考えた、感情心理学における説明のひとつ。
最小限評価理論のひとつ
15種類の感情と、それらに結びついた主題(テーマ)の対応表
table:中心的関係主題
感情 中心的認知主題
怒り 私や家族に対する屈辱的な無礼
不安 不確実であるが実在する脅威に直面すること
恐怖 直接的で具体的かつ抗しがたい身体的な危険に直面すること
罪悪感 道徳的原則から逸脱すること
恥 理想自我にふさわしい生活をしそこなうこと
悲しみ 取り返しのつかない喪失を経験すること
妬み 誰か他の人が持っているものを欲すること
嫉妬 ほかの人の愛情を喪失することや脅威に対して第三者を恨むこと
嫌悪 (例えて言えば)我慢ならない対象や考えに耐えたり、非常に閉ざしたりすること
幸福 目標の実現にふさわしい進歩をすること
誇り 価値ある対象あるいは達成に関して功績を認められることにより、自分自身の自我同一性を高めること
あるいは自分が同一視している人物や集団の自我同一性を高めること
安堵 目標に合わない悩ましい状況がいい方向に変化すること、または、なくなること
希望 最も悪いことを恐れ、よりよいことを願うこと
愛 愛情を望んだり共有すること、通常相互的であるが、必ずしもそうでないこともある
同情 ほかの人の苦しみに心を動かされ、助けたいと思うこと