『ドグラ・マグラ』の構成
#加筆修正希望
『ドグラ・マグラ』は、時計の音とともに目を覚ました主人公の<私>が失くした記憶を思い出そうとする一日の話。
若林という教授に「君の記憶を思い出すことに役立つ資料がいくつかある」と言われ、九大研究室に保管された様々な資料を、読者は<私>とともに読み進めていくことになる。
つまり、小説中にその様々な資料が挿入されており、入れ子構造となっている。→枠物語、劇中劇
構成の概観
本編
「キチガイ地獄外道祭文──一名、狂人の暗黒時代── 面黒楼万児作歌」
「地球表面は狂人の一大解放治療場 正木敬之氏談」
「絶対探偵小説 脳髄は物を考えるところに非ず==正木博士の学位論文内容== 一記者」→アンポンタン・ポカン君の演説テンプレ
「胎児の夢」(正木博士の学位論文)
「空前絶後の遺言書──大正十五年十月十九日夜──キチガイ博士手記」(※)
「◆心理遺伝論付録◆……各種実例 その一 呉一郎の発作顛末──W氏の手記に拠る 『第一の発作』」
「同上 『第二の発作』」
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本編(遺言書を書いた正木博士が主人公の前に登場するという形で話は続いていく)
参考:体験と認識──夢の旧作『ドグラ・マグラ』の構成について 田中雅史P91
もっと具体的には以下↓
入れ子の例
「私」と若林教授のやり取り(記憶の縁となるべき品物を見ていく「実験」)
資料
空前絶後の遺言書
心理遺伝論付録
若林の手記
正木のコメント