中間発表に向けて2
パウル・クレーの日本での受容からみる美術消費論
社会的意義:いま、社会にはどのような取り組むべき問題が存在しているか
インターネット、デジタル複製技術の普及から、ブロックチェーン、NFTなど新しい価値の在り方が出現しているなか、美術作品の固有性、コミュニケーションとしての美術について見直すことが求められているのではないか
学術的意義:その問題を考えるための先行研究があるが足りていないことを示す(詳細は次章)
複製技術が普及したあとの芸術論には多くの研究がある
また、クレーの作家論、作品論は世界中に多種多様に存在する
しかし日本でのクレーに関する受容についてはまとめられていない
実践的意義:なぜ自分はその問題に取り組んでいるのか、事業内容にも簡潔に触れる
もともと記号に関心があった。人はどのように意味を受け取り、消費し、伝達しているのか。また、そのような関心から多様な作品を生み出したパウル・クレーに惹かれている。なぜクレーに惹かれているかを理解したいことも動機のひとつである。
研究目的 :これらを混ぜ合わせて「なんでこの研究をするのか」を示し、読者を納得させる
論文構成 ;
先行研究
美術受容
展覧会とマスコミ
キッチュ
否定的な側面
肯定的・可能性を見出す側面
クレー
多様性
断片性
クレー展覧会の変遷
新聞記事、関連イベント、チラシ、図録
特にインターネット普及前後でどのように変化があるか
これから美術がどのように受容され、消費されていくかについての展望を示したい
【先行研究整理イメージ】
美術受容
日本でのクレー受容
展覧会の多さ
作品の断片性
かわいさ・余白性
キッチュ
歴史
日本
作品の伝達という側面
既存の研究の限界、穴、語られていないこと=RQ
ネオテニー、かわいいについても検討?
クレー作品の断片性を検討することで日本の美術受容のあり方に補助線を引く
終わらないアトリエhttps://www.youtube.com/watch?v=_MlUBX4KD68
https://youtu.be/M7yd8F3eay4