「ORの抑圧」をはねのけ、「ANDの才能」を活かす
ビジョナリー・カンパニーは、この「ORの抑圧」に屈することなく、 「ANDの才能」によって、自由にものごとを考える。「ANDの才能」とは、さまざまな側面の両極にあるものを同時に追求する能力である。AかBのどちらかを選ぶのではなく、AとBの両方を手に入れる方法を見つけ出すのだ。 たとえば...
利益を超えた目的 と 現実的な利益の追求
基本理念を核とする保守主義 と リスクの大きい試みへの大胆な挑戦
明確なビジョンと方向性 と 臨機応変の模索と実験
社運を賭けた大胆な目標 と 進化による進歩
基本理念に忠実な経営者の選択 と 変化を起こす経営者の選択 理念の管理 と 自主性の発揮
カルトに近いきわめて同質的な文化 と 変化し、前進し、適応する能力
長期的な視野に立った投資 と 短期的な成果の要求
哲学的で、先見的で、未来志向 と 日常業務での基本の徹底
基本理念に忠実な組織 と 環境に適応する組織