2025-09-09
前回書いてから2、3日書けなかったな…と思ったのに、前回書いたのは昨日だった。人の家にいて人と過ごしているとまったくリズムがわからなくなる。こういうのは私の受け身体質が強く関わってきているんだろうなと思う。
前半はふふふっと笑いながら読んでいたけれど、後半になるにつれてひらひらと読み飛ばしてはいけない部分が出てきてこれはaudibleではなくて活字の方でもう一度読むつもり。文章の印象よりもずっと真面目にというか親切に自らのやりかたを教えてくれていて、文章を勉強したい人にはありがたいだろうと思う。私は自分の好きに書くことしかするつもりがないのだけどこの本が気になったということはやっぱり自分の言うことの伝わらなさを感じてもいるからなのかもしれない。
作者はこんな口調なのに繊細でチャーミングだ。また『告白』を読み返したい気がする。でもやっぱり思い返すともう二度と読みたくないくらいにしんどく濃厚な読書体験だったので軽はずみに読み返すのは危険かもしれない。しかしいい作品だった。