📖『謎のアジア納豆:そして帰ってきた〈日本納豆〉』高野秀行(新潮社)
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思うところあって再読。
納豆は日本のものである/または日本発祥のものだという思い込みが多くの人にある(私にもあったかもしれない)
日本の納豆は味がひとつだけ?
タイ、ミャンマー、ネパール、インド、中国、ブータン、ラオスにある
シャン(シャムがなまっている、つまりタイ)人もタイ人も納豆のことは「トナオ」と呼ぶ
トウは豆、ナオは腐っているということ
日本の納豆は音に漢字を当てはめたものなのかな?
タイでも北部だけが納豆を食べる
個人的疑問
フランスでの「〜族」の使い分け
大豆は根で窒素固定をするので稲の周りに植えられていた。それは納豆と米の組み合わせみたい!
馬の食べ物(燃料)として豆、くくりつけていると体温で発酵したのが初めでは?と高野氏
江戸後期まで(記録では)納豆の食べ方はみんな納豆汁
利休の茶会にも登場している納豆汁
納豆売り、シジミ売りが江戸の朝。どちらもダシになる。味噌汁にも。
あと、鴨の肉も叩いていた。納豆も叩く。そして汁に油を入れる。ダシのようなもので肉を食べる感じではなかった。(金持ちの食べ物)
ブータンでもチーズが手に入らないと納豆を食べてたのににてる!
ビルマのあたり、1968年くらいまで首狩りが行われていた地域がある
ナガ山地、ナガ族。首狩りをして納豆を食べる。
納豆はお客に食べさせるようなものでもない、ねばねばしているし匂いもあるし、身内みたいなかんじのもので、だからこそ人に声高に紹介しないけれど「うちの納豆こそは」というような気持ちが生まれるのでは、という記述が面白い(「手前味噌」ならぬ、「手前納豆」意識と著者はいう)
著者の調べのなかで、「味噌〜醤油〜納豆〜水キムチ」の間の分類をたゆたうところも面白かった。
納豆汁のなかでも水キムチに近いようなものとか、野菜だけが具でまるで良い出汁を使った汁のようになる納豆汁にも興味がある。納豆、いつか自分で作ってみたいな…でもくさそう。
あと、発酵とか出来の度合いによってラーメンに入れたりサラダに入れたりと使い分けると良いというのもいいな。要するにダシというか調味料として納豆が再定義されているのがいい。料理に豆を使いたいと思うことがあるが、毎回ふやかして茹でて…という工程を考えると気軽に使えない。そういう時のために納豆を作り置きしておくのはいいかもしれない。
ヨーグルト製造機を買うかな…。
読了した!
ますます納豆を自作したくなった。温度管理と、うちの場合カビが心配なのでやはりどこかでヨーグルト製造機等を手に入れたい。フランスでも納豆食べたさに自作している話は良く聞いていて、ひよこ豆と無花果の葉っぱで作ってみたことがあるという話も聞いている。うちには無花果の葉っぱが売るほどあるのでトライできる。