「道化師の蝶」
https://gyazo.com/bb96b2e783ac878dda361461a23042c0
芥川賞受賞作
どうせ受賞するなら「これはペンです」の方がふさわしいと思う(個人的な見解)
友幸友幸
対角化されてますね
こういう変な人名を眺めていると、ライラ・ミラ・ライラとかジャマイカン・ダニンガンとか思い出す
カクリコン・カクーラーも……とか思ったけどよく考えたら全部Zガンダムじゃねえか
『夜ふかしの本棚』(中公文庫)収録の自作解説によれば、「(あらすじは)なかなか説明しにくい」「おおむね、蝶がひらひらと、人の頭を何度も出たり入ったりしながら飛んでいくようなお話」
理学の文法で書いたらわけわかめと言われたので織物の文法で書いてみたがわけわかめと言われた、みたいな文章があったはず
https://www.asymptotejournal.com/interview/an-interview-with-toh-enjoe/japanese/
物語の軌道自体がアトラクタで,しかもそれがローレンツアトラクタだったら?
無活用ラテン語
イタリアの数学者、ジュゼッペ・ペアノが考案した人工言語。
ラテン語は知識人の常識で国際共通語の立場にあったが、とにかく活用が煩雑で使いづらかった
アルレキヌス・アルレキヌス
「イグノラムス・イグノラビムス」?
富野節やめろ
ウラジーミル・ナボコフ
バタフライ効果
カオス理論でよく引き合いに出される例
カオス理論は円城塔の専門(複雑系)
とはいえ,バタフライ効果をカオスの典型例として紹介するのは不適.複雑系はそんなに単純なものではない
蝶の羽ばたきのような小さな初期値の変動が,少し時間発展した後の系の振る舞いを極めて大きく変えてしまう性質(系の初期値鋭敏性)がしばしば観測されることは事実
カオスが最初に見出された分野のうちのひとつが気象学であったというのも事実
エドワード・ローレンツによるローレンツアトラクタの発見
一方で,毎日の天気予想が十分な精度で的中しているのも事実
つまり,本質的には不安定な自然現象から,比較的安定的な系を切り出して捉えることができるようになっている
だが,ラストシーンで蝶の羽ばたきについて明記されていることから,バタフライ効果およびカオスの象徴として蝶を物語に導入したと判断していいように思われる
本作における蝶は,バタフライ効果だけでなく,ローレンツアトラクタも象徴していると考えるべきか
ローレンツアトラクタをある角度から見ると、蝶が羽を広げているように見えることがある
真だが印刷不可能な事物(=アトラクタの中心点)を取り巻いてぐるぐると同じような場所を巡る物語の軌跡が、実はローレンツアトラクタのような軌道を描いていたとしたら?
ミニ・ゲーデルの定理:真だが印刷不可能な文が存在する
作品の筋書きがアトラクタのような軌道を取る作品として,「遍歴」が挙げられる