ユーザーの要望は聞かずに不満を聞く
ユーザーの要望をそのまま聞かずに、不満を聞くという考え方 要望をそのまま実装に反映させない
不満や要望が出ている背景を探り、その背景に対して問題解決を図ることが重要 顧客が必ずしも最適な解決策を知っているとは限らないため
どこで聞いたか思い出せないのでツイートしたところ、複数の方から異なるソースを教えていただいた
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——増井さんとNotaの哲学や考え方として、「ユーザーの要望や問題を今すぐ解決することが必ずしも大事ではない」があるそうですが、具体的に教えてください。
増井:受託で開発しているわけではないので、ユーザーが要望してきたからといって「絶対にやらないといけない」は優先順位として上位に来ない、ということがひとつですね。
洛西:ビジネス的には、解決した幅が大きいほうがインパクトがあり、利益になります。新たな課題の解決とは、ユーザーからの要望ではありません。もともと存在しなかったことを新しいアイデアで解決するため、そもそも要望が来るわけがないんですよ。
増井:どんな新発明でもそうですが、ユーザーの声を聞いて実行することはありえません。ローンチしたサービスや機能が受け入れられるかどうかは、ユーザーに聞かないといけませんが。
ずっと昔から笑い話としてよく聞くので出典はもうよくわからないですね。🍔屋で新商品のアンケート取ると野菜モリモリヘルシーバーガーという意見ばかり来るけど、実際商品化してみたら全然売れないとか
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おそらくあちこちで似たような話が展開されているのだと思う
マクドナルドがアンケートを取ったら野菜メニューを充実させてほしいというのが必ず上位にあがる、しかし顧客は野菜を食べたい時にマクドナルドに来ないので、結局売れない、みたいな話
馬車の例もよく聞く
馬車しかない時代にユーザーの声を聞くと「もっと速い馬車がほしい」と言われる
しかし実際にユーザーに不満を聞くと、以下のように別個の解が存在する
「早く移動したい」-> なぜ?
「移動時間を減らしたい」-> 自動車
「急いで人に話したい」 -> 電話
「食べ物が腐るから」 -> 冷蔵技術
受託開発ではむしろ顧客の要望を反映することそのものが商材なので、要望を聞くのが正しい?