積の法則
「3種類のケーキから1つ、2種類の飲み物から1つ選んで頼むケーキセットの決め方は何通りか」
という問題は、次のように考えることができる。
https://gyazo.com/1da8f7ec2f9e5e152cdd17ec4b4e371a
まず、事柄A,Bを
A:ケーキを選ぶ
B:飲み物を選ぶ
とおくと、Aの方法3通りのそれぞれに対してBの方法2通りが決まるため
ケーキセットの決め方は
$ 3\times2=6
6通り と計算できる。
2つの事柄A,Bについて、Aの起こり方が a 通り、「そのそれぞれに対して」Bの起こり方が b 通りあるとする。このときAとBがともに起こる場合は a×b 通りあり、これを積の法則 (multiplication law) という。