強い資料・弱い資料
インターネットで検索すればいろいろな資料が出てくるけど、勝ちに繋がる強い資料もあれば、逆に使わない方がまし、という弱い資料もある。
強い資料の基本は、専門家が書いた・新しい資料。逆に弱い資料は、だれがいつ書いたかわからない資料。
代表的な強い資料は、学術論文と政府発表の統計資料(どの国の政府かによって信頼度は変わるけど)。学術論文は学術雑誌に掲載されたり、学会で発表されたりしたものが、PDFになってWEBサイトで閲覧できるようになっていることが多い。
台湾のディベートではテレビ局や新聞社・WEB雑誌のニュースを資料として使用するチームが多いけど、実はあまり強い資料ではない。これらの記事は、学術論文や政府統計の一部分だけを紹介したものが多い。これをディベートで引用すると「孫引き(引用の引用)」となって信頼度が下がる。「友達の友達の話なんだけど…」と同じ。ニュースを手がかりに元の論文や統計を見つけて直接引用する癖をつけよう。