本日の模擬授業でedutabを普通にさり気なく使ってしまう学生さんたち
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協同的な学習実践論という授業で、「模擬授業20分+グループでの協同的なリフレクション30分」というのを続けている。
模擬授業の内容は、上條晴夫先生の唱える理想の授業づくりをモチーフにしている。毎回、授業者が「自分の好き、強み、こだわり」を見つめに見つめ尽くして授業展開するのでどの授業もとても興味深い。
さて、本日(2019/06/27)の模擬授業は、本コース(上越教育大学教職大学院教科教育・学級経営実践コース)のキャッチフレーズを考えるという授業であった。その前に当然ながら、キャッチフレーズに関するこだわり、言葉へのこだわり、そこへの注目や愛着の説明やちょっとしたプレゼン、説明があり、学習者を引きつけるようにもっていった。さすがと思って見ていた。
加えて、今回の授業ではICTをさり気なく使っていた。それがedutabである。安価で簡単に教室空間にタブレットを用いてコラボレーションの場を設定してしまうツールで、本コースの、水落芳明先生、大島崇行先生、榊原範久先生らが研究し、すでに論文にも収められている。これらをM1の学生がすでにスマートに使いこなしている。さすがと思った。
後のリフレクションでは、このタブレットを使った効果も話題に挙がったようだが、そこまで中心的な話題としては取り上げられなかった。わたしは、とても好ましいことだと思う。この空間ではICTはすでに一つのツールとして使われて、使った使わないとかではなく、授業の流れに組み込まれている証拠である。
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午前中の上越教育大学での授業を終え、午後は日本大学商学部で授業を行った。
こちらでは、
「みなさんとの授業もあと数回を残すのみとなりましたね」
というと
「もう終わりですか。通年じゃないんですか」
などとかいわいらしいことを言ってくれる。
また、本学の教職大学院にも興味関心を持ってくれたようで、パンフレットがほしいと言ってくれる。
なんだか、学生たちの、学びの姿を見て、わたし自身、毎日勇気づけてもらっている。
わたしもしっかり研究を進めなければと思う。
#2019/06/27