届きました!学級生活のすきま時間活用したい……もうひと工夫したい……彩り豊かにしたい……そんなTips集として「日常アレンジ」大全
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学級担任にとって,大学で教えてもらえないこと,同僚や先輩から教えてもらえないこと,ましてや管理職からなんか教えてもらえないこと,そして書籍を見つけようと思ってもどうしても見当たらないもの……令和の世の中になっても(令和の世の中だからこそ)たくさんあります。 その突破口として使える1冊がこれ。
今回のタイトルにしましたけど,
学級生活のすきま時間活用したい
学級づくり授業づくりの仕組みづくりにもうひと工夫したい
モノクロになりがちな学級生活を彩り豊かなものにしたい
という方に役立つことでしょう。
そのまま真似してみてその面白さ,有効さを感じてもらうのもいいですが,著者がまえがきで書いているように,ぜひともこれらのTips(とわたしは呼んでみます)をもとに自分なりのやり方に昇華してほしいなぁと思います。 わたしとしては,ちょっとだけ自分の仕事や研究の興味関心に寄せて書かせてもらいます。
この本は(または昨年出版した本も),優太さんの頭の中にあるあふれんばかりのアイデアが目に見えているわけです。いわば出口ですね。この内なるものに何があるのか,優太さんの学級経営観,授業経営観はどういうものなのか,そして,その学級経営観,授業経営観はどうやって自分の内なるものにいつくようになったのか,その内面と出版物のような「出口」にどのようなプロセスでつながるのか,このあたりを知りたいですね。
手帳やノートを「デコっている」として,ある目的を達成するために「デコっている」のと,「デコることが目的」になってしまっているのでは,表面では同じ「デコる」でも大きく違います。実際のところ,手段でのデコるか目的のデコるかでは,見る人が見たらすぐにわかるかもしれませんが。
同じように,「面白い」「教室が明るくなる,生き生きする」ということだけで読んでみる,やってみる,ではないことを現場の方に,特に若手実践者に考えてもらえたらうれしいなぁと思います。