学生の授業で勇気づけられているわたし
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冬休み(年末年始)をはさみ、かつ、先週の大学共通テストが終了するまでは「対面授業」が不可だったので、久しぶりの対面授業(学生の実験授業)でした。
今年は、28人も受講してくれているので、グループをつくってその代表の学生に授業をしてもらい、リフレクションの時間をたくさん取ろうかなぁと思ったのですが、いろいろと天秤にかけた結果、全員が授業を行うほうが一人ひとりにとって価値が高いだろうと思って行っています。
もちろん、内容は上條晴夫先生のアイデア(理想の授業づくり)を参考にさせてもらいながら、自分の理想の授業を行うこと。自分の好き、強み、こだわりを生かす授業。 本当に久しぶりで、かつ、後期授業ももう少しで終わりになるし、その間、大雪もあったし……といろんな意味で学生は本授業に対しての熱意が下がっているかなぁと思いつつ、それもしかたないよなぁと思いつつ、教室に入って本日の担当の3人に授業をしてもらったところ……いやぁ、熱い熱い!!
1人目の学生は、自分はめちゃくちゃポジティブな考えで生きているということを自己披露し、さまざまなネガティブなシチュエーションをポジティブに変えていきましょう!と話してのグループワーク。これが、今年最初の実験授業でみんな終わるときには「あけましておめでとう!!!今年もよろしく!!!」って感じに\(^o^)/。
2人目の学生は、自分はカラオケに凝っていて……と話し始めると、周りから「ウッソー!!」の声(爆)。みんな意外だったのでしょうね。そこから、広く深いイントロの世界へ導かれた私達……笑
3人目の学生は、「おしゃれ文字(デザイン文字)」と「ちょっとしたハッピー」がたまらなくいい感じと話す学生は、それを組み合わせたものでウェルカムカードをみんなに作成してもらってペアの相手にそれをプレゼントしあおうという授業。これがまたいい感じで。ちょっとした「パフォーマンス課題」になっていました。(学生はすでに学んでいるのかな?)、シチュエーションをしっかり整えて(つまり、環境を整えて)、そういう状態でのウェルカムカードなのだという前提で10分で作成してもらうのです。完成後に、互いにカードを渡し合うときも、ちゃんと場の設定をして目をつぶってもらってからのプレゼントということで相当盛り上がっていました。
(上の写真はそのカードの1枚。本人から許可をもらっての掲載)
それぞれにセンスあるなぁ。
最後、「この20分の実験授業のために、ああでもないこうでもないと試行錯誤し、学習者が喜んでくれることを想像しながらしっかり準備してくるみなさんは、それだけで教師としての最低限の資質能力を持ち合わせていると思いますよ。ぜひ、これからもその楽しむ姿勢を忘れないでください。」
と話して本日は終えました。
引きこもり症のわたしは、一切外出せず、誰とも会話しなくても苦痛に思わないのですが、そうはいってもこうした学生の「がんばる姿」「楽しむ姿」「想像を超える姿」を目の当たりにしますと心が踊ってしまいます。
ぼんやりした毎日を過ごさないようにしなくちゃ。
やっぱ、授業、好きだなぁ〜。