分詞構文
会話で使われる分詞構文
決まり文句が主に使われる
会話であまり使わない
元々分詞構文は省略の技法なので書き言葉でもっぱら使います。
ex. Because I was sick yesterday, I was absent from school.
→Being sick yesterday, I was absent from school.
今のワープロ時代ならまだしも手書きで1文字1文字書いていた時代には書き手は1文字、1単語でも省略して文を短くしたいという思いが強く、その結果、①前後の文脈で想像できる接続詞は省略②後ろと同じ主語は省略③省略したしるしに動詞を分詞に変える
という分詞構文が生まれました。分詞構文が許される根拠は書き言葉は最後まで読んでももう一度最初から読み直せる点で、途中で「あっ、分詞構文だ」と思ったら文頭に戻り接続詞と主語を推測しなおせるところが重要なんです。
ところが会話では言葉は空気で消えてしまいますので長い文では分詞構文だと気が付いたときには最初は何と言っていたか思い出せない、もしくは思い出しなおすのに時間がかかってしまい、意思の疎通が円滑にいかなくなるのです。
そもそもBeing sick...と始まると分詞か動名詞かわからないのでまずは動名詞と思って聞いていますから分詞構文とわかった瞬間に大慌てです。
よって原則分詞構文は話し言葉では使いません。きわめて短い文で分詞構文だときづいたときに前文が思い出せるような場合だけです。
もしあなたが分詞構文を会話で多用したら、「分からないよ。省略しないでくれよ。」というのが正直な反応でしょう。かなりの違和感ですしとまどうとおもいますよ。
作り方
副詞の「〜ing」は、文法用語で言うと「分詞構文」で使われます。
We drank at my house talking about a lot of things.
たくさんのことについて話しながら、私の家で飲みました。
上の文章は、以下のように2つに分けられます。
①We drank at my house
②talking about a lot of things.
→②が①を副詞として修飾している
https://www.youtube.com/watch?v=wanRUovYFEU
https://www.youtube.com/watch?v=7JbqOnDuHeY