伽藍とバザール
「広範に使われるプログラムをメンテナンスするコストは、おおむねその開発コストの 40%だ。驚いたことに、このコストはユーザ数に大きく左右される。ユーザが増えると見つかるバグも増えるのだ」
「カテゴリーキラー」になる可能性まで出てきた。カテゴリーキラーというのは、ニッチをあまりに見事に満たしているので、それ以外の選択肢は単に放棄されるどころか、ほとんど忘れ去られてしまうようなソフトのことだ。 こういう結果は、狙ってできるものではないし、計画して得られるものでもないと思う。ものすごく強力なデザイン上のアイデア、あとから考えると、その結 果が当然きわまりなく、自然で、事前に約束されていたようにさえ思えるようなアイデアによって、そういう結果に引き込まれなくてはならないんだと思う。そんなアイデアを狙うには、たくさんアイデアを思いつくしかない――または、ほかのひとのいいアイデアをもらって、それをもとの発案者が思ってもみなかった ところまでつきつめるというエンジニアリング上の判断を持つという方法か。
おもしろYudai.icon
なんか感覚が社会彫刻で完成しているのか、彫刻の中に新しい彫刻を見つけるのか的なやつの後者みたい まずは作らないと!
コミュニティ形成を始めるときには、まずなによりも実現できそうな見込みを示せなきゃならない。別にそのソフトは特によく書けてなくてもいい。雑で、バグだらけで、不完全で、ドキュメント皆無でもいい。でも絶対不可欠なのが、開発者候補たちに、それが目に見える将来にはなにか本当に使える代物に発展させられると説得できることだ。