これからデータはどのように変化していくか
データの価値を維持したままユーザーにデータの制御を移すには?で書いたようにデータはユーザーに帰属されるべきである。
Web3.0の真実で書いたように、
「インターネットの基礎にあるリバタリアンの理想に訴え、ビッグテックから権力(主にデータ管理という形で)を取り上げ、人々に返すことを約束するもの」
である。
ここで問題となっているのがデータやアイデンティティのバルカン化
Meta-systemとして捉えるやMeta-Platformでも出てきたようにデータはプラットフォームや企業に独占されている。
ただWebの本当の目的は、
WebはWebページの大規模な集合体であり、他のページとリンクしており、インターネット上でアクセスできる
= Universal linking
そしてその考え方が、Semantic Webそのものである。
ここで重要なのが「Interoperability(相互運用性)」
ブロックチェーンやアイデンティティの文脈でも出てきている。
最終的に相互運用性の対象は「データ」である。
データの制御
データの活用
データの独占 etc.
データをユーザーが制御することにより、プラットフォーム間で起きるのはユーザーを介したデータの相互運用性
つまり、ユーザーがデータのブリッジの機能を果たす
プラットフォーム = > ユーザー => プラットフォーム
これを実現させるために個人のプラットフォームを作成する必要がある。