LRUN
LRUN 指定プログラム番号の実行
書式
LRUN プログラム番号
LRUN プログラム番号,行番号
LRUN プログラム番号,"ラベル"
LRUN "ファイル名"
LRUN "ファイル名",行番号
LRUN "ファイル名","ラベル"
引数
プログラム番号 :実行するプログラムの番号 0 ~ 7
"ファイル名" :ディレクトリパス(省略可能)+ファイル8文字+拡張子3文字 のファイル名
行番号 :プログラムの実行開始行番号1~32767
"ラベル" :プログラムの実行開始行のラベル指定
説明
プログラム番号またはファイル名で指定したプログラムを実行します。
第1引数に数値を指定した場合は、内部フラッシュメモリから指定したプログラム番号のプログラムを読み込んで実行します。ファイル名を指定した場合は、SDカードから指定したファイルを読み込んで実行します。
第2引数に行番号またはラベルの指定がある場合は、その行からプログラムの実行を開始します。
ファイル名の指定には、PRINT文と同等の記述が可能です。 例:変数Nの値でファイル名を作成してプログラムを実行する
code:lrun_sample1.bas
10 INPUT "PROG NO=",N,0
20 IF N=0 OR N>9 GOTO 10
上記の例では、変数Nの値が1~9の場合には 対応する"PRG01.BAS"~"PROG09.BAS"をロードして実行します。
注意:
LRUNにてプログラムを実行し場合、変数領域の初期化は行われません。直前のプログラムが設定した変数の値を引き継ぎます。初期化が必要な場合は呼び出されたプログラム中でCLVコマンドを実行して下さい。 エラーメッセージ
Syntax error :文法エラー、書式と異なる利用を行った
Illegal value :プログラム番号の指定が0~7の範囲外である
Program not found :指定したプログラム番号にプログラムが保存されていない
Bad file name :指定したファイル名が正しくない
SD I/O error :SDカードの利用が出来ない
File read error :SDカードからのファイル読み込みに失敗した
Overflow :指定した数値が-32768 ~ 32767を超えている
利用例
入力したプログラム番号を実行する
code:lrun_sample2.bas
10 INPUT N
20 LRUN N
関連項目