EEPWRITE
EEPWRITE 仮想EEPROMのへのデータ書き込み
書式
EEPWRITE アドレス,データ
引数
アドレス : 仮想EEPROM内アドレス 0 ~ 32767
データ : 書き込みデータ -32768 ~ 32767(2バイト分)または $0000 ~ $FFFF
説明
仮想EEPROMの指定したアドレスにデータを書き込みます。
書き込み単位は2バイトです。仮想EEPROMに初めてデータ書き込みを行う場合は事前にEEPFORMATコマンドで初期化をしておく必要があります。 仮想EEPROMとは内部フラッシュメモリの一部をソフトウェアにてEEPROMのように利用するものです。仮想EEPROMに書き込んだデータは、マイコンボードの電源を落としても保持されます。
仮想EEPROMはフラッシュメモリの2ページ(1024バイト×2)を利用しています。
フラッシュメモリの書込み回数の制約を考慮し、同じアドレスへの繰り返し書き込みに対して書き込み位置を分散しています。
保存可能なデータ量は最大で250ワード(500バイト)となります。
EEPWRITE、EEPREADコマンドで指定する読書きを指定するアドレスは実際にはアドレスではなく、検索キーです。0~32767の間に任意で利用出来ます。 検索キー数はデータ保存量が250ワードの制約から、250以内に抑える必要あります。仮想EEPROMの機構から数十以内に抑えることを推奨します。
エラーメッセージ
Syntax error :文法エラー、書式と異なる利用を行った
EEPROM out size :書き込み容量を超えた
EEPROM bad FLASH :フラッシュメモリの異常が発生した
利用例
code:eewrite_sample.bas
EEPWRITE 1234, 123
OK
?EEPREAD(1234)
123
OK
関連項目