EEPFORMAT
EEPFORMAT 仮想EEPROMのフォーマット
書式
EEPFORMAT
引数
なし
説明
仮想EEPROMのフォーマットを行います。
仮想EEPROMとは内部フラッシュメモリの一部をソフトウェアにてEEPROMのように利用するものです。
仮想EEPROMに書き込んだデータは、マイコンボードの電源を落としても保持されます。
EEPFORMATコマンドは仮想的にEEPROMとして利用するためにフラッシュメモリの初期化処理を行います。既にEEPWTIREコマンドにてデータの書込みを行っている場合、そのデータを含めて初期化されます。 仮想EEPROMはフラッシュメモリの2ページ(1024バイト×2)を利用しています。
フラッシュメモリの書込み回数の制約を考慮し、同じアドレスへの繰り返し書き込みに対して書き込み位置を分散しています。
仮想EEPROMへのデータ保存は2バイト単位(変数のバイト数と同じ)です。保存可能なデータ量は250ワード(250バイト)となります。
EEPWRITE、EEPREADコマンドで指定する読書きを指定するアドレスは実際にはアドレスではなく、検索キーです。0~32767の間に任意で利用出来ます。 検索キー数はデータ保存量が250ワードの制約から、250以内に抑える必要あります。
仮想EEPROMの機構から数十以内に抑えることを推奨します。
エラーメッセージ
Syntax error :文法エラー、書式と異なる利用を行った
利用例
仮想EEPROMのフォーマットを行います。
code:eepformat_sample.bas
EEPFORMAT
OK
関連項目