CONSLE
CONSOLE コンソール画面切替
書式
CONSOLE モード
引数
モード 0または1(OFF、ON の指定も可能)
0:デバイスコンソール画面に切り替える(シリアルコンソールOFF、デバイスコンソールON)
1:シリアルコンソール画面に切り替える( シリアルコンソールON、デバイスコンソールOFF)
説明
コンソール画面の切替を行います。ここでコンソール画面とは、スクリーン編集可能が画面をいいます。
デバイスコンソール画面に切り替えた場合、利用している表示デバイス(NTSC、OLED、TFT)がコンソール画面となります。この場合、シリアルポートには、デバイスコンソール画面に出力された文字が並行して出力されます。シリアルポートからの文字入力も可能です。ただし、BSキーを除きスクリーン編集は行うことが出来ません。
シリアルコンソール画面に切り替えた場合、USBシリアルまたはシリアルポート接続のターミナルコンソール上でのスクリンー編集が可能となります。この場合、デバイスコンソール画面は利用出来なくなります。PS/2キーボードも利用出来ません。
デフォルトでは2つのシリアルポート(USBシリアル、シリアル端子PA9、PA10)のうち、USBシリアルがスクリーン編集用として機能します。シリアル端子をスクリーン編集用に利用する場合、SMODEコマンドにて切り替えて下さい。 code:smode_sample.bas
SMODE 1,"115200"
注意:
シリアルコンソールを有効にした場合、デバイスコンソール、PS/2キーボードは利用出来ません。
切り替えにおいてはご注意下さい。
シリアルコンソール画面を利用している状態でSCREENコマンドを実行した場合、デバイスコンソール画面に切り替わり、指定したスクリーンモードの設定が反映されます。シリアルコンソール画面からデバイスコンソール画面に切り替えた場合、スクリーンモードはシリアルコンソールに切り替える前の設定またはデフォルトの設定となります。 補足
起動直後のモードについて
デフォルトではモード:0(デバイスコンソール)となりますが、次の設定を行うことでモード:1(シリアルコンソール)に切り替えることが出来ます。
設定:BOOT1のジャンパーピンを1にセットして起動する
さらに、上記の設定と併用して、SWCLK(PA14)ピンがHIGH(VCC接続)の場合、USBシリアルではなくシリアルポート(PA9、PA10)をシリアルコンソール画面として利用することが出来ます。
エラーメッセージ
Syntax error :文法エラー、書式と異なる利用を行った、引数に数値以外を指定した
Illegal value :指定した引数の値が範囲外である
Overflow :指定した数値が-32767 ~ 32767を超えている
利用例
コンソール画面をシリアルコンソール(シリアルコンソールを有効にする)に切り替える
code:console_sample1.bas
CONSOLE ON
関連項目