パレートの法則(80:20の法則)
【なにそれ?】
全ての特定の{結果}の80%は、特定の{原因}の20%によってもたらされているという法則。
統計的法則なので、あらゆるところに応用できる汎用性の高い法則
「どうすれば効率よく目標を達成できるのか?」
「これから自分は何をするのが良いのか?」
これからの努力内容を定めるときに使える
【概念図】
結果100%=〈結果20%〉+《結果80%》
__↑_____↑______↑__
原因100%=〈原因80%〉+《原因20%》
《結果80%》をもたらしているのは《原因20%》である
https://gyazo.com/fb6908d746a1836f5c44ec8b8d95d97b
前提:全ての{結果}は、複数の{原因}によって構成されている
〈原因80%〉は決して悪い子ではない
最終的に100%の結果を手に入れるためには〈原因80%〉も必要となる
出番が遅いだけ
《原因20%》→〈原因80%〉の順で攻略するのが合理的&最速&手間が最少
まずは、《原因20%》の特定を急ぐ
TOEICの場合は《原因20%》は「単語学習」
《原因20%》は「経験則」と「情報収集」で分かる
経験則:「何がその結果をもたらした1番の要因だった?」と自問して過去を振り返った瞬間に感覚でわかる
情報収集:すでに100%の結果を持っている人に上記の質問をして引き出す
情報コンテンツ(ブログ、本、PDF教材など)
インタビュー(上級者の言葉)
蛇足:自分の力で《原因20%》を探っていくのも楽しい
それを僕は「研究」と呼びたい
でもそれには時間がかかる
サクッとTOEICで満点を取りたいなら、他人からコツを学ぶのが一番早い
パレートの法則をTOEICで例えると・・・
《原因20%》=「単語学習」
TOEIC990点(結果100%)に達するために色々やっているが、その中でスコアに大きく貢献した学習(原因20%)は「単語学習」であると感覚でわかる(経験則)
コーチが重ね重ね「単語が一番大事」と言っていた(情報収集)
経験則と情報収集の一致で「納得感」が生まれる
「確かに、単語覚えるだけですごく読みやすくなるなぁ」
「確かに、その文章に書かれている単語が全部わかったらそりゃ読めるよね」
「確かに、わからない単語があったときはその都度立ち止まって時間ロスしてたかも・・・」
「わからない単語がある箇所を適当に読んでしまって、曖昧なまま問題を解いてミスすることが多かったな・・・」
「えっ、TOEICリーディングで99点取るならこれ単語を覚えてないと詰みってことじゃん」
「じゃあ、単語やるしかないじゃん」
納得感=「◯◯するしかないじゃん」
それしか選択肢は残されていないことに気づくこと
TOEICをクリアするには単語をやるしかないんです
〈原因80%〉=「文法学習」「発音学習」
重要ではあるのだが、数をこなして行く中で自然とできるようになるもの
自然とできるようになるものは後回しでも問題ない。
単語は自然とできるようにならない
【活用のための3ステップ】
①「まずは、結果の80%をもたらしてくれる、20%の努力(原因)を見抜きましょう」
②「そして、その20%を構成していた努力の比率を徐々に上げていきましょう」
③「そうすれば、注いだ20%分の努力に対応する80%分の結果が出ますよ」
そもそも、「最小の努力で大きな結果を出そう!」という省エネマインドセットを持っていないと、無駄の多い努力をしてしまい、自然と「結果の20%を、80%の努力で生み出している」側に回ってしまう いつまでたっても目標を達成できないという恐怖
一生TOEICをやっているつもりなのか?
チンタラ勉強しないと誓う