990点を取るための「復習」の方法
【「復習」の立ち位置】
間違えた問題では「脳内回路の誤作動」が生じている
復習は、その不良品回路を、正しい回路に差し替える作業
復習はマストである
復習しない限り、“一生”スコアは上がらない。
なぜなら、誤作動した回路が一生差し替えられないから
「知らない」が一生そのまま知らないままなのに、一体どうやったら満点が取れると言うのか
満点を取りたくないのであれば、復習をしなければ良い
自分の一生をTOEIC990点を取るゲームに費やすほど暇ではないはずだ
TOEICなんてサクッと満点を取って、次のステージにいく。
そのためにも「復習」に力を入れる
【「復習」では、何をすれば良いのか】
「正しい思考回路」+「自分の思考回路」+「感想」を明記しておく
あとで自分の思考の傾向を客観的に観察して修正できるようになる
「感想」が残っていると、初めて解いた当時の考え方や感覚が残せるので、2週目の自分に娯楽要素を与えることができる
【一冊の問題集の進め方】
大前提:1冊の問題集だけにフォーカスする
浮気しないで、その問題集と最後まで付き合うこと
まずは一通りスクリーニング(=全てに目を通す)
ミスを恐れず短期間で一気に全問解く
答え合わせをした時に「これ苦手だなぁ」「これ知らなかった」「間違えた・・・」にマークをつけていく
「苦手」のみを抽出する
マークをたどって抽出する
抽出先:単語カード、Scrapbox、手書きノートなど
「何が決定的な要素なのか?」を特定してひたすらストック
自分の苦手のストック数=将来の点数アップのための最良リソース
自分の共通のミスパターンを見抜いて対策を打っていく
「苦手」をくまなく潰す
正解した問題は解く必要なし
人間は「必要性」を強く感じられないものは覚えられない
990点を目指している人にとっては1ミスが脅威なので、間違えた問題=必要性が高いと脳が判断する
抽出した苦手を、正しい思考回路で解けるようになれば良い
【1つ1つの疑問点を解消するvsとにかく1冊を何周もする】
見つけた1つ1つの疑問点を全て逐一解消していくことは、満点に直結する重要な行為だが、900点以下の時点でこの復習方針で行くと、とにかく分量が多くなってしまう分、精神的に疲れてしまう可能性が出てくる。
なので、まずは知識全体を薄く脳にインプットさせ、パターン認識で処理できる問題を増やすすべく、「とにかく1冊を何周もこなす」のウェイトを増やすことが重要だと感じた。
復習方法としては、現時点で吸収できそうなものは吸収し、あとは無理にインプットしなくてOK!の学習バランス。
1つ1つの疑問点を解消するvsとにかく1冊を何周もする=「真面目に」:「楽しく」=2:8という感覚で良い。
「ざっくりでもいいから、とにかく何周もすればOK!」という方針は1周終えた時点で学習スピードが跳ね上がるので、非常に楽しい。かつ、インプット効率はとにかく高い。
始めのうちは「楽しく」のウェイトを大きくしよう。その中でも本質的なインプット量は減らないように。
ある程度高いレベルにまできたら、あとは論理的に理詰めで抜け落ちを補完していく。