キネティックタイポグラフィ
Kinetic typography
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文字を動かしてアニメーションにすることを意味する専門用語である。
文字を動かすことにより、特定のアイデアや感情を伝える、または呼び起こすことを目的として、使用される。コミュニケーションデザインやインタラクションデザインコースでよく勉強される。例えば、映画のタイトルやクレジットの表示など、他にもウェブページのアニメーションやその他のメディアでも使用されている。
フィルムによる動画の出現で、文字を動かすことが可能になった。1899年にジョルジュ・メリエスが制作した広告で、早くも文字を動かすことが確認できている。初期の映画ではタイポグラフィは使用されていたが、主に静的な文字を順番に表示させるものだった。オープニング・タイトルでキネティック・タイポグラフィ(動的なタイポグラフィ)が使用されるのは、1960年頃まではなかった。最初にキネティック・タイポグラフィが使用された作品は、1959年のアルフレッド・ヒッチコックの「北北西に進路を取れ」である。ソール・バスがデザインしたこの映画のタイトル表示は、文字が飛んで次第に消えていくアニメーションである。1960年の映画「サイコ」でもバスは同様の技術を使用している。 以降、キネティック・タイポグラフィは映画タイトルの表示やテレビ・コマーシャルで一般的に使われるようになった。
定義
キネティックタイポグラフィの定義はかなり広い。Wikipediaによればバーバラ・ブラウニーはキネティックタイポグラフィの中でも細かく分類して整理している。 In classification, kinetic typography is a form of temporal typography (typography that is presented over time). It is distinct from other forms of temporal typography including 'serial presentation', which involves the sequential presentation of still typographic compositions.
分類上、キネティックタイポグラフィは「時間軸を持つタイポグラフィ(temporal typography/時間の流れの中で提示されるタイポグラフィ)」の一種とされる。ただし、同じ時間軸を持つタイポグラフィの中でも、"serial presentation"(静止したタイポグラフィ組みを順番に提示していく手法)などとは区別される。
Barbara Brownie's model of temporal typography divides kinetic typography into 'motion typography' (subdivided into 'scrolling typography', 'dynamic layout') and 'fluid typography'.
バーバラ・ブラウニーの「時間軸を持つタイポグラフィ」のモデルでは、キネティックタイポグラフィを「motion typography(モーションタイポグラフィ)」と「fluid typography(フルイドタイポグラフィ)」に分けている。さらに motion typography は「scrolling typography(スクロールタイポグラフィ)」と「dynamic layout(ダイナミックレイアウト)」に細分される。 つまり以下のような棲み分けがある。
scrolling typography(スクロールタイポグラフィ:文字の塊が画面を横切ってスクロールしたり進行方向に流れる動き) dynamic layout(ダイナミックレイアウト:文字・単語どうしが相対的に動いて、要素間のレイアウト関係が変わる動き)